chihiro0877さんが投稿した愛車情報(XJR1300)

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    chihiro0877さんが投稿した愛車情報(XJR1300)

    【アホな事故とスピリチュアルなお話】
    超長いです。

    やってしまいました。


    昨夜、ちょいとフラストレーションが溜まり…

    ちょうど開通した多摩川スカイブリッジでも軽く流そうとぺけおに跨りました。

    今日は撮影なしで走ろう！たまには無言で何も考えず走るのも楽しいもんだ！

    久しぶりに走る夜の首都高
    綺麗な景色、、、
    ここは本当にいつも明るくて走りやすいな。
    四国の夜道は怖かったなぁ🤣

    羽田空港のところで首都高を降り、スムーズに目的地へ。

    どこに停めれば良いのかわからず軽く迷子になりつつぐるぐる近辺を走り回り、そろそろ帰ろう！と帰路も順調に走り…

    明日はどこ行こう。
    そうだ、久しぶりにZ1の先輩に誘われてたし、一緒に道志道でも走ろう！
    帰ったらビール飲みながらモトクルとインスタ上げて寝よー。
    と考えながら帰路を走ります。

    最寄りのICを降りてあと少しで自宅…というところで
    単独事故を起こしました。

    なんとも情け無いです。
    信号までの距離を見誤り急ブレーキしてフロントブレーキロック、タイヤが滑って立て直せずガシャーンです。

    一瞬何が起こったのかわからなかった。
    とにかく回転してるのがわかり、視界が回る。
    回転の威力を殺そうと手をつくも全く死なない勢い。
    ようやく転がり切ったところで空を見あげて

    あれ？何やってんだわたしは？
    なんかわかんないけど膝いてえ。

    どうやらわたしは3車線道路のど真ん中に転がってるらしい。

    あれ？ぺけおは？
    ぺけおはどこ？
    右見ても左見てもぺけおがいない

    その場を歩いてたお姉さんが即座に救急車を手配してくれ、ランニングのお兄さんが肩を貸してくれて起き上がり、歩道まで自力で歩きました。

    歩いてる間、左車線の30メートルほど先の右側を下に倒れてるぺけおを見つけた。

    ごめん、ぺけおごめん

    なんとか縁石までたどり着き、ヘルメットを外してグローブを取ると…

    右手の小指が見たことない方向向いてた。

    うわ、折れてる…
    そうか、さっき回転の勢い殺そうと思った時に手をついたからだ…
    不思議と全く痛くない
    膝が熱い、、、うわ、、骨見えてるじゃん…

    自分でも不思議なくらい冷静で、ブレーキロックの瞬間から全て鮮明に覚えてます。

    親切な通行人、音を聞いて外に出てきてくれた近隣住民の方に励まされながら旦那に連絡を入れました。

    ほぼ同時に旦那と救急隊が到着。

    私が救急車に乗り込むところまで見届けてから家までは本当にあと少しだったので、ぺけおは旦那が押して帰ってくれた。
    クソ重いのに…申し訳なかった。

    不思議とどこも痛くない。
    ぺけおは大丈夫なんだろうか、
    子供達に心配かけるな…
    親父になんて言おう、
    明日の仕事の来客が…と自分のことじゃないことばっかり考えてしまう

    搬送先の病院がなかなか見つからず2時間待機しました。
    とにかく寒くて…
    体温は34.6分
    呼吸は24回
    血圧は100/60

    もともと低体温低血圧気味の私からすれば、いつもより体温が低いこと以外は全ていつも通りでした。

    そしてどこも痛くない。
    とにかく寒い。

    やっと決まった搬送先は文京区の東京医科歯科大学病院

    搬送の揺れで出血がむき出しの骨を伝うのがわかりました。この頃ようやく少し痛みを感じてきたかな。


    到着して、レントゲンを撮って衝撃。

    どこも折れてない。

    変形した小指は脱臼
    むき出しの右膝は筋膜までぶっちぎれてるものの骨に問題はなし


    割と柔軟体操が得意なので上手く受け身を取れたのかもしれません。

    そして静脈麻酔を打って処置しようとするも、、、

    麻酔が全く効かない。
    眠くはなるものの、いつまでも意識がある。

    麻酔追加…意識はふわふわしてくるけど、縫合の時のチクっとする感じをいつまでも文句垂れるわたし。笑

    この時ドクターが
    『まだ意識あんの！？』と言ったのに思わず笑ってしまい

    もう一本追加されたところでぐっすり眠りについてしまいました。

    覚えてるかぎり最後に時計を見たのは午前3時
    事故ったのが23:30

    8:00ごろ目が覚め、15針縫ったことを伝えられて
    今後の通院のために近場に転院することを勧められ診断書等をもらう手続きに署名をしながら看護師さんに

    【一般的にはいつ呼吸が落ちてもおかしくないレベルで3倍以上の量の麻酔を使いましたが今意識ははっきりしていますか？】

    と聞かれ、

    『わたしはゴリラかなんかですか？』

    って返したら爆笑してもらえた。笑

    本来なら処置前に同意書が必要なのだがわたしにできる余裕はなく、子供たちのこともあるから旦那は同行してなかったので緊急性があるため特例がなんとか。

    右の小指に力入らないからミミズのような字になってしまう😖

    意識が戻ってはじめてぺけおの写真を見て…
    涙が出た、、、
    ごめんよぺけお
    こんなに傷つけてごめんね

    絶対直してあげるからね！

    いろんな手続きを終えて、昼前には自宅に戻ることができました。

    写真の通り、施した処置からは想像できないほど痛くないし食欲もあります。

    とにかく歩きづらい以外は元気です。


    あんなに大きくて重いバイクで60キロくらい出てたであろう事故なのに骨も折れてないし、入院もせずに帰れるなんて奇跡だと思いませんか？

    あまりスピリチュアルなのは信じないタチですが、
    昨日は祖父の命日でした。

    大好きだったじいちゃん。
    でっかい手のじいちゃん。
    初孫だと言って特別可愛がってくれたけど言葉がぶっきらぼうで職人気質なでっかいじいちゃん。

    そんなじいちゃんのちょうど10回目の命日でした。

    もうね、守られたとしか思えない。

    咄嗟の判断でバイクから手を離したことで、挟まれて引き摺られなかった。
    もしあの時バイクにしがみついてたら…
    わたしは今頃右足がなかったかもしれない。

    その速度で道路に叩きつけられてるのに骨も折れてない。
    変形した小指もただの脱臼。

    ぺけおだって、ブレーキレバーは折れてしまったしビキニカウルもボロボロになってしまったけど、エンジンガードのおかげでエンジンは無傷だしフレームも生きてる。

    そして誰も巻き込まなかった。

    ありがとうじいちゃん。
    絶対じいちゃんが守ってくれた。

    慣れてきた頃が危ないバイク。
    リターン後、2度目のシーズン迎えるに当たって調子に乗ってたのかもしれない。

    自分を見つめ直す良いきっかけができました。

    改めて気を引き締めます。

    いつも無事故無検挙笑顔で帰着なんて言ってるわたしが、とんでもないドアホゥな単独事故を起こしてしまいました。

    しっかり反省しつつ、ちゃんと治して…
    必ずぺけおを公道復帰させます。

    そして怪我が治ったらまずはお墓参りに行きます。

    ママなんだから、人の5倍気をつけます。
    本当に反省しました。

    そしてなにより、プロテクター様々！！！
    あんなに転がってるのに肋骨一つ折れてない。

    みんな、安全装備大切だよ！！！


    まだしばらく走れませんが、次回走る時は慎重に！

    その時はまた皆さんにニカニカ笑顔でツーレポ上げられるように楽しみます！


    退院前の、笑顔で帰ろう！という写真を添えて🥰
    （いやただのアホ。ほんとにアホ。）


    みなさんもご安全に。
    どうかみんなが笑顔でおうちに帰れますように！


    #バイク女子 #事故 #xjr1300

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