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販売車両を分析してみる

WebサイトGooBikeでの販売車両を分析してみる

膨大なデータは分析するのもひと苦労だが、そこから得られるものはとても多い。
ここでは、Webサイト GooBikeに掲載された全車両を対象に様々な視点で分析を行ってみた。

大型車人気の昨今だが、小排気量車の在庫も多い

 今回、グーバイクに登録された全車両のデータを集計し、いくつかのカテゴリにまとめてみた。詳細はグラフを参照にして頂きたいが、結果は少し意外なものだった。最近では大型車の人気が非常に高まっていて、街中でもよくその姿を見かける。しかし、実際の登録車両の内訳を見ると、400ccまでの中型車が登録台数の7割を占めていることが分かった。特に多いのは原付と250クラス。これは、生産&販売台数の多さを浮き彫りにした結果だと予想できる。
 メーカー別割合を見ても、巷での認識と変わらない結果であったし、価格帯についても100万円以下の現実的な車両が大半を占める。この結果からは、世間一般のライダーが求めている需要も見え隠れする。もし、この調査結果が自分の認識とズレていたのならば、いまの相場感を掴むためにも本誌やサイトをくまなくチェックして欲しい。ズレた相場感のままでは、賢い買い物は決して出来ないぞ!

GooBike.com 海外ブランド割合

ハーレーが圧倒的なシェアを持つことは予想できたが、SYMやベスパなど原付2種クラスメインのブランドも一定の割合も占めている。

●GooBike.com 2013年1月15日のアクセス解析による

GooBike全登録車の内訳

WebサイトGooBike全登録車をメーカー、排気量、価格帯に分けるとこうなる。メーカー別では、ホンダが約4割と他を圧倒してトップに。現在のメーカー勢力図がそのまま数字となって現れたと言えるだろう。排気量でも市場の人気を反映した結果となった。人気の大排気量車もトータルで15%を超えており、爆発的ヒット車が誕生すれば、今後さらに増える可能性を秘めている。価格帯では原付や250の登録台数が多いため100万円以下が圧倒的な割合となった。海外ブランド車やプレミア価格のついた旧車などでは、200万円を超えるプライスのものも多いが、それら高額車は全体の割合から見ればほんの一部である。

●GooBike.com 2013年1月15日のアクセス解析による

  • BMW R1200GS

    BMW R1200GS
    平均相場価格 170.8万円

    やはり昨年末に新型が発表されたGS。中古車でもかなり高額だが、今後の価格推移を監視すれば、外車の値落ち傾向を掴むことが出来る。

  • HONDA CBR600RR

    HONDA CBR600RR
    平均相場価格 89.5万円

    ミドルSS一番人気のCBR600RR。高値で安定しているが、昨年末に新型が発表されたため、今後は従来型の価格が下落しそう。要チェック!

  • KAWASAKI GPZ900R

    KAWASAKI GPZ900R
    平均相場価格 63.3万円

    ベスト20でも上位につけたニンジャ。激しすぎない性能とスタイルが人気だが、相場価格はかなりお手頃。ビッグバイクデビューにも最適!

  • YAMAHA DS400

    YAMAHA DS400
    平均相場価格 42.3万円

    発売期間15年以上、そのスタイルと存在感でエントリーライダーにも人気のDS。値落ちの少なさは巷での人気が背景にあると言えるだろう。

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