ローンを有効活用して新車を購入

残価設定ローンと通常ローンの違い

残価設定ローンと通常ローンの違い

いまやバイクの販売価格は、50万円オーバーなんてザラ。ましてや新車ともなれば、70万、80万といったモデルも少なくない。そんな時、役に立つのがローンと言うシステム。一般的なローンは、例えばバイクを購入する金額を指定または希望した回数に分けて全額支払うもので、最終的には全額を払い、バイクが自分のものになる。

いっぽう、最近よく耳にする残価設定ローンとは、数年後の下取り価格を先に設定し、その分だけを支払う仕組み。利点は、毎月の支払いが軽減されること。ただし、各販売店によって諸条件が違うのでよく確認すること。また、全額を支払っているわけではないので、ローン満了時に車両の購入または下取りを、再検討する必要がでてくることも覚えておこう。

残価設定ローンの満了時は?

※車両を手放す場合には、乗り方や車両の程度によって、設定した金額に届かない場合があります。

A乗っていた車両を返却する
:車両を返却して残価を相殺する。
B車両を手放して新しい車両に乗り換える
:車両を返却。新しい車両を購入(ローンを新たに設定する)
C車両を継続して乗る
:最終回に残価を一括で支払い。または新たにローンを組み直す。

残価設定ローン例 金利:実質年率5.2%

例:ビッグスクーターを新車で購入

車両本体価格 頭金 ローン対象額 実質年率 支払い回数 ボーナス加算(×4回)
70万2450円(消費税込み) 13万0000円 57万2450円 5.2% 24回 2万0000円
初回 月々(×23回) 支払い総額 最終回(残価)
従来型ローン 2万2591円 2万1800円 73万3991円
残価設定ローン
(2年/残価33万0000円)
9147円 8800円 42万1547円 33万0000円