第7位 3輪スクーター
好き嫌いが分かれる独特のスタイリング
ようやく市民権を獲得しつつある3輪スクーターは、道交法上ではオート三輪に分類され、普通自動車免許で乗れることが特徴。
また、フロント2輪というレイアウトは、ブレーキとコーナリング性能に大きなメリットをもたらし、独特の面白さがある。
そんな3輪スクーターは、異質なスタイリングとフロントフェイスによって数ポイントを稼いだ。とはいえ、反対にそのあたりがマイナスになることも多かった。
最初に、市民権を獲得しつつあるとは言ってみたものの、それはまだバイク乗りのなかだけの話。本当に認知されるのは、もう少し時間がかかりそうだ。
ジレラ
フォコ500ie
ピアジオ傘下のジレラブランドから発売されている3輪スクーター。フロント2輪のレイアウトと有機的なボディデザインによって、斬新なイメージが強い。エンジンは水冷500ccを搭載する。
ピアジオ
MP3
イタリアのピアジオが発売する3輪スクーター。エンジンはSOHCの水冷4バルブ250ccと400ccを用意。ラインアップは、250/400ccともに、フロントまわりが異なるRLとFLがある。
第8位 ツアラー
オジサンと女子の支持率は反比例?
エンジン性能はもちろん、乗り心地や走行風から乗員を守るプロテクションにも優れるツアラー系。
長距離ツーリングに最も適したスタイリングは、ライダーはもちろんリヤシートの乗員にも優しい。さらに、代表に選んだのは、女子の好きなBMW。そういった理由から、今回のアンケートでもそこそこのポイントを集めるかに思われていた。
ところが、いざフタを開けてみれば「オジサンっぽい」とか、「仕事の人っぽい」とか、なんとなく熟年ライダーのイメージが強いことが判明。女子のハートをつかむことができなかった。BMWというブランドの威光も効果なし。
ハーレーダビッドソン
FLHTCU
1584ccのVツイン”TWIN CAM96”エンジンに電子制御スロットル、オートクルーズ、ABS付きブレーキなどのほかに、インカム、オーディオなど、ロングツーリング向けの装備が魅力。
BMW
R1200RT
伝統の水平対向エンジンを搭載。ブレーキに装備されるインテグラルABSは、レバーを握ると前後ホイールに最適な制動力を配分するシステム。フェアリングのプロテクション効果も高い