【スクーター メーター修理】スズキ レッツ4、速度計修理(ミッツ・ハーの作業実績 2024/02/01)|バイクの整備・メンテナンス・修理店を探すなら【グーバイク(GooBike)】

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2024/02/01 16:55:32 更新【スクーター メーター修理】スズキ レッツ4、速度計修理スズキ レッツ4

作業実施日 2024/02/01

メーター(速度計)が動かなくなってしまったスズキの原付スクーター、レッツ4の修理です。

速度計は車輪の回転速度をギヤを介しメータ―ケーブルに伝えます。 メーターケーブルは高速で回転し、それをめーに伝えます。 メーターはそのケーブルの動きを感知して作動しています。 これは従来からある機械式のメーターの場合。 速度計センサーや、電子ケーブルの車両は別になります。

メーター(速度計)が動かなくなる主な原因は3つ。 いちばん多いのはメーターケーブルの破断。 車輪の動きを細いケーブルがねじれるように回転してメーターに伝えるわけですから負担は大きいのです。 メーターケーブルはグリスで潤滑していますが、長年の使用によりグリスがきれ、動きが渋くなってくると最後はねじ切れてしまいます。 あとはメーター自体の破損か、車輪(車軸)にあるメーターギヤの破損です。

今回の車両はケーブルは切れていませんでした。 そうなると順序的にメーターギヤの故障を疑います。 ホイールを車両から外してギヤを確認すると… 摩耗して要交換状態です。

車輪の回転に連動してプラスチックの歯車が動いています。 くるくると車輪と同じ速度で動きます。 この歯車と噛みうのが、メーターケーブルに繋がる金属のギヤ。

プラスチックと金属のギヤがかみ合うのですから、徐々にプラスチックのギヤは摩耗していきます。 なら金属同士にすればいいじゃん…と思われますが、金属同士のギヤが嚙み合って高速で動くと高熱を発します。 スムーズに噛み合いを動かすためにはオイルが必要になります。 ところがこの部分にオイルを封入することはできません。 かわりにネバネバしたグリスをたっぷりと入れて潤滑させます。 その為には金属同士ではなく、どちらかをプラスチックにする必要があるのです。

とりはずしたプラスチックのギヤを見ると、明らかに金属ギヤと噛み合う部分が摩耗しています。 摩耗し過ぎて噛み合わなくなってしまったようです。

比較的よくあるトラブルで、この部分は部品を交換すればOK 今回はまだまだ問題なさそうではありますが、念のため金属ギヤも交換することにしました。

対象車両情報
メーカー・ブランド
スズキ
車種
レッツ4
作業実績タグ

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