【タイヤ交換】ホンダスーパーカブC125 タイヤ交換(ミッツ・ハーの作業実績 2024/04/29)|バイクの整備・メンテナンス・修理店を探すなら【グーバイク(GooBike)】

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2024/04/29 12:46:10 更新【タイヤ交換】ホンダスーパーカブC125 タイヤ交換ホンダ スーパーカブC125

作業実施日 2024/04/21

ホンダスーパーカブC125のタイヤ交換です。

こちらのオーナー様は通勤で実用車として使っています。 市街地を毎日走行しますが、時間帯によって交通の流れが変わります。 ラッシュ時はストップ&ゴーが多くブレーキやタイヤ、チェーンの摩耗が多くなります。 空いている時間帯ではバイパスの車の流れは早く、エンジンオイルに負担がかかります。 その為、こまめにオイル交換と点検を実施をしていました。 今回はタイヤ交換です。

前後ともに交換時期が来ていますが、特にリアタイヤの摩耗が顕著。 雨の日も通勤でご使用されることもあるオーナー様なので、雨天性能が良く耐摩耗性も良いタイヤを選びます。

いくつかの候補から選んだのはTIMSUNのストリートハイグリップTS692を選択。 耐摩耗性能、ウェットグリップ性能、操作性にすぐれたタイヤでこのクラスのタイヤでは一推しです。 TIMSUNにはスタンダードコンパウンドモデルもありましたが、せっかくならウェットグリップ性能に絶対的な自信をもつ上級モデルが良いだろうということでこれを選びました。

TIMSUNは天候を問わずに安心して走ることのできるタイヤづくりをしている新興メーカーです。 ロングライフ性能も重視しているタイヤでコストパフォーマンスにも優れいています。 中国のメーカーといういことで正直品質的に心配はありましたが、ミッツ・ハーではここ数年は実用タイヤとしては強くお勧めできる品質を確認しています。 欧州では新車装着タイヤとして採用しているメーカーもありますし、日本ではJIS企画を最高評価でクリアしている実績があります。 今どき、例えばピレリなんかだと中国製は珍しくありませんし、ダンロップやブリヂストンはスクーター用などは東南アジア製です。 中国だから一律でダメってわけじゃないですね。

凄いなと思うのは届いたときに毎回感じること。 製造年月が新しいのはもちろんですが、タイヤがすべてラッピングされて届くこと。 紫外線や換装の影響を受けずに工場からの出荷状態をフレッシュに保つ工夫がされています。

更にタイヤの幅が狭まらないようにビード部にホルダーが装着されています。 タイヤの幅が押し込まれるように狭くなり、左右のビードが近くなっているとタイヤをホイールに組んで空気を入れても空気漏れが起きてしまうんですよね。 この辺りも日本のメーカーには見習ってほしいところです。

もちろんミッツ・ハーではブリヂストンやダンロップ、IRC等の日本メーカーのタイヤや、ピレリやミシュランといった海外メーカーもタイヤなど、様々なメーカーの取り扱いがございます。 お客様のオートバイの使用用途やご予算、お好みなどをお伺いし最適なタイヤをご提案いたします。 カブ系だとミシュランなんかも人気ですね。

ふるいタイヤと比較すると何だか太く見えます。 新しいタイヤはきちんと断面が丸みを帯びているのがわかりますが、ここがオートバイ用では重要なポイント。 オートバイは車体をバンクさせて(傾けて)コーナーを曲がります。 つまりタイヤの接地面積は直進走行時でもバンク時でも一定でなければいけません。

劣化によって中央が摩耗すると、まっすぐ走る分には気にならないのですが車体をバンクさせるときに抵抗を感じます。 また、このときの接地面積は新品の時よりも小さくなっており危険です。 何よりも操作性が悪く接地感が無くなります。 接地感が悪い割に、路面にハンドルをとられることもありあます。 操安性にも影響が出るのです。

こちらのスーパーカブC125はチューブレスホイール。 チューブレスホイールのタイヤ交換時にはチューブレスバルブ(空気を入れる部分)も交換します。 このバルブもゴム製ですので経年劣化で硬化し、場合によっては折れて破損することも。 気を付けたいのが空気圧チェック時ですね。

このバルブを交換する際にはタイヤをホイールから外す必要がありますので、破損してから交換だと余計な工賃がかかります。 なので同時交換が推奨されます。 工賃よりもなによりも、折れた瞬間に空気が抜けて走行不能になるリスクを考えれば交換しない手はないですね。 ちなみにチューブタイプのホイールはタイヤ交換時にチューブとリムバンドも同時に交換することを強く推奨します。

前後とも新しいタイヤに交換完了です。 タイヤの摩耗による操安性の悪化は多くのユーザーは気付きにくいものです。 いつも乗る愛車のタイヤは徐々に摩耗していくので、操安性の悪化に慣れてしまっているのです。 だからこそタイヤを交換し、新しいタイヤで走り出すと劇的に乗りやすくなっていることにすぐ気づきます。 タイヤ交換こそ、一番体感しやすい消耗品ですね。

前後のタイヤ交換完了です。 よく新しいタイヤやは「皮むき」が必要といいます。 実際に表面のひと皮を剝くわけではありません。 工場出荷時のタイヤ表面には油分などが付着しています。 その為、しばらく慎重に走って表面のこうした油分や汚れを取りましょうということです。 ただ、今回のように摩耗しているタイヤと比較すれば、新品のタイヤのグリップ性能や乗り心地は段違いで良くなります。 そういう意味ではあまり新しいタイヤの「皮むき」を意識する必要もありません。 快適になったはずの乗り心地。 ニュータイヤの心地よさを存分にお楽しみください。 この度はご用命いただきありがとうございました。

対象車両情報
メーカー・ブランド
ホンダ
車種
スーパーカブC125
作業実績タグ

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