ジャンルで変わる!!CBのライバルたち

2019/05/09 UP ジャンルで変わる!!CBのライバルたち

「CB」とひとくちに言っても、そのスタイリングはさまざま。そして、そうした“いろいろなCB”には“いろいろなライバル”が存在するのだ。ここではジャンル別に各メーカーのライバルを紹介したい。

CB1100RSのライバル

ネオレトロといえば、オーソドックスなフレーム構成に2本のリアサスペンション、美しいエンジンなど、オートバイらしいルックスが魅力。CBシリーズのなかではCB1100RSが思い浮かぶ。クラシカルなルックスながらも高い走行性能を備えた人気のモデルだが、そのライバルとしてはやはりレトロスポーティーなモデルを推したい！

TRIUMPHSTREET TWIN

スタンダードフォルムと鼓動感溢れる並列2気筒エンジンで人気のストリートツインは、じつは水冷エンジンを採用。クラシカルな見た目とは裏腹に走行モードも備えていて、街乗りからロングツーリングまでを快適に、安全にこなしてくれるのだ。

新車価格●105万600円～
中古相場●63.8～101.52万円

KAWASAKIW800 CAFE

W650、先代W800が持つイメージはそのままに、新たな排ガス規制に適合して生まれ変わったのが新型W800。スタンダードな装備のSTREETと、ビキニカウルや低いハンドルバー、さらにカフェシートを装備したCAFEをラインナップ。前後ディスクブレーキなど、安全性も向上している。

新車価格●111万2400円

CB650Rのライバル

スポーツネイキッドは、スーパースポーツやフルカウルツアラーのカウルを取り払ったカスタム「ストリートファイター」が起源。そのため、このジャンルはネイキッドと言いながらも、最新のスポーツモデル顔負けの装備を持っているモデルも多い。各メーカーも力を入れていて、いま最も熱いジャンルといえるだろう。

KAWASAKIZ650

大型バイクながらも400ccクラスと変わらないボディサイズと、それでいて十分なパワーを持つエンジンの組み合わせは、ビギナーはもちろんのこと、ベテランライダーにも支持される。トレリスフレームと異形スイングアームによる独特なスタイリングも人気のポイントだ。

新車価格●78万6240円
中古相場●59.8～72.15万円

YAMAHAMT-07

ヤマハの新たなネイキッドブランド「MT」のハイミドルモデル。ライダーのスロットル操作に素早く反応し、優れたハンドリング性能も相まって、まさに意のままにバイクを操ることができる。ビッグバイクながらも、街中もラクに走れる車体の軽さもポイントだ。

新車価格●77万7600円
中古相場●37.8～66万円

CB400SFのライバル

90年代ネイキッドブームは、年を追うごとに高性能化・先鋭化していくレーサーレプリカへのアンチテーゼとして、瞬く間にライダーを席巻。各メーカーは競ってニューモデルを投入したが、現行モデルとして残っているのはCB400SFのみ。そのため、ライバルたちの中古車価格は軒並み上昇傾向にあるようだ。気になるなら早めの検討をおすすめする。

SUZUKIIMPULSE400

GSX-R400系の水冷直列4気筒エンジンをオーソドックスなダブルクレードルフレームに搭載したモデル。正統派のスタイリングながらも、レーサーレプリカ直系のエンジンはスポーティーで、高速道路やワインディングを楽しむライダーに好評だった。

中古相場●14万円～70.09万円

YAMAHAXJR400R

水冷直列4気筒エンジンを搭載するスーパーフォアに対し、XJR400Rは空冷直列4気筒エンジンで登場。空冷ならではの美しいエンジンデザインと荒々しさの残るフィーリングによって、ネイキッド人気の一翼を担った。

中古相場●17.8万円～86.18万円

CB125Rのライバル

125cc・・・つまり原付二種クラスは保険や税金などの維持費を安く抑えることができ、それでいて一般公道を走るには十分な性能を持っているため、はじめてのバイクとしても、セカンドバイクとしてもピッタリ！つい数年前まではラインナップはスクーターがほとんどだったが、いまではミッションモデルも豊富だ。しかもCB125Rを含め、125ccとは思えない豪華装備のモデルが多いのが魅力的である。