大型二輪優勢かと思いきや
普通二輪免許取得者が多数
2015年の車種別販売台数上位は、上に紹介したとおり。軽二輪クラス全体では、第2位にヤマハのマジェスティS、第3位にホンダのPCX150が入っているが、こちらは排気量が150cc程度の機種なので、今回は除外した。中段の表を見ると、軽二輪クラスの新車販売台数は、2011年から回復基調にあることがわかる。また、警察庁発表の「運転免許統計」によると、普通二輪免許と大型二輪免許の新規取得者数を比べると、現在でも普通二輪のほうが倍以上も多いことがわかる。普通二輪免許で乗れるバイクの排気量上限は400ccだが、251〜400ccクラスの新車ラインアップは選択肢にやや乏しい状態にあり、必然的に多くのユーザーが軽二輪クラスに目を向けることになる。