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2023/10/15 17:38:44 更新【車検整備】ホンダCB350FOURホンダ CB350Four

作業実施日 2023/10/14

ホンダCB350FOURの車検でご入庫いただきました。

1972年から2年間だけ販売された350ccの4気筒。 4本のマフラーはそれぞれ独立しており、連結はしていません。 その為、小排気量の4つのエンジンが排気音を奏でるようで、独特のまろやかな(角のとれた)排気音が魅力です。

エンジンオイルなどの定期交換はオーナー自ら実施していますので、車検に向けては12か月点検項目に沿って点検を実施します。 奇麗に乗られてる車両ですので点検もやりやすくて助かります。

ブレーキフルードの交換をご依頼いただいています。 それほど汚れは目立ちませんが、フルードは吸湿性が高いので定期的に交換が必要です。 フルードの入っているタンクは密閉されていませんので、大気中の水分を吸い込んでしまうためです。 水分が混入していたのか、キャリパーのエア抜きブリーダーが腐食して詰まっていました。 奇麗に洗浄し、詰まりを解消させて再使用しますが、次回のブレーキフルード交換時にはブリーダーも交換しましょう。

ポイント調整を実施。 この時代のオートバイはポイント点火式です。 エンジンの回転に連動して動くポイントカムは、シーソー式のコンタクトポイントを一定のサイクルで押し上げます。 ピストンが上死点に押し上げられた時点(混合気が圧縮された地点)で、コンタクトポイントのヒール部分を押し上げます。 コンタクトポイント中心軸の対極にあるポイントはシーソーの原理で押し下げられ、ポイント接点を開閉(くっついたり離れたり)させます。 ポイントが閉じる(くっつく)と電気が流れ、その信号がコンデンサ経由でイグニッションコイルへ流れ、イグニッションコイルからプラグへ電気が流れ、プラグが発火しエンジン内の混合気が発火。 混合気の発火・爆発によりピストンが押し下げられてエンジンが動きます。 ヒール部分の摩耗などにより点火タイミングはずれていきますので定期的に調整したり、接点を洗浄する必要があります。 80年代になるとCDIが採用されこの点火をデジタル管理するようになり、現在はECUによってコントロールされています。

下回りを中心に洗浄を念入りに行い可動部へ注油。 ヘッドライトの光軸調整をおこなって車検場で検査を受けます。

車検終了後はできるだけ2年前の車検時の綺麗な状態にもどすようにコーティングを実施。 細かな小傷は微粒子のコンパウンドで磨き、仕上げにガラスコーティングで艶を与えます。

オートバイのボディはもちろん、耐熱性もあるのでマフラーやエンジンにも使えるヴィプロスのクリーンイノベーターを使用。 汚れを落とすクリーナー機能を持ち、同時にシリコン樹脂(ケイ素系)でコーティングするガラスコーティングも施工されます。 スクリーンやヘルメットのシールドにも使えますし、ミラーシールドもOK マット塗装や樹脂パーツ、ゴム製品にも使えます。 当店の販売車両には全車施工してのご納車で、車検時の仕上げにも使っています。 クリーンイノベーターは常時在庫・販売していますのでお気軽にお求めください。

対象車両情報
メーカー・ブランド
ホンダ
車種
CB350Four
作業実績タグ

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レビュー

5.0

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