バイクのオートシフターとは?仕組みやメリットデメリットを徹底解説!
バイクに乗っているとクラッチ操作を面倒に感じることがありますが、オートシフターを取り付ければ、クラッチ操作を行わずにシフトアップすることが可能です。ただし、オートシフターがあってもシフトダウンや発進、停止の際にはクラッチ操作が必要になるので気をつけなければなりません。ここでは、オートシフターの仕組みやメリット・デメリットについてご紹介します。
オートシフターとは何か?
オートシフターとは、クラッチ操作をしなくてもシフトアップできるようにするツールで、別名クイックシフタ―とも呼ばれています。バイクの走行にはシフトアップが必要になりますが、動作が多くなったりクラッチが重かったりするため、面倒に感じる人も少なくありません。しかし、オートシフターはこれらの動作を大幅に減らしてくれるので、より快適に走行することができるのです。
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オートシフターの仕組み

オートシフターを取り付けると、シフトアップを行うときにシフトロッド部分に装着したセンサーが反応し、一瞬だけ点火をカットします。これにより、ミッションへ負担をかけずにシフトアップが行えるのです。また、点火カットはわずか0.05秒ほどになりますので、失速する心配もありません。
オートシフターのメリットデメリット
オートシフターのメリットは、なんといってもシフトアップが楽になることです。これにより運転中も余裕ができ、快適に走行することができます。特にサーキットではオートシフターを付けるとタイムが縮み、運転面のメリットは大きいといえるでしょう。
一方、オートシフターのデメリットは、クラッチ操作を完全に省略できるわけではないことです。オートシフターを取り付けたとしても、「シフトダウン」「発信」「停止」の際にはクラッチ操作が必要になります。そのため、オートシフターがあるからといって気を緩めないことが大切です。
まとめ
本記事は、2019年7月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。