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リレーとは?意味やバイクへの取り付け・交換方法

バイクのカスタムで電源を取るとき、直接バッテリーから電源を取ると、バッテリー上がりの原因となります。そのようなリスクを減らすためのパーツが「リレー」です。今回は、使えると便利なリレーについてご紹介しましょう。

リレーとは

リレーは電気を使ったスイッチです。一般的なスイッチは手動で電源をON / OFFしますが、リレーは電気を流すことで、自動的にONとOFFを切り替えます。主に使うリレーは以下の2種類でしょう。

  • 4極リレー
  • 5極リレー

リレーは以下の2つが関わり、動いています。

  • 電磁石
  • スイッチ

4極リレーの場合、電磁石に電気が通っていないときは、スイッチが入っていませんが、電磁石に電気が通ることで磁力が発生し、スイッチが引き寄せられて電気が流れます。

リレーの使い方

リレーの使い方

リレーは以下の使い方ができます。

  • ライトやカーナビなどの裏にあるイルミ電源と連動させる

これにより、たとえば以下のようなことが可能となります。

  • バイクの電装類をONにしたと同時に、リレーの先にある電装類をONにする
  • バイクのライトをOFFにしたと同時に、リレーの先にある電装類をOFFにする

たとえば、バイクにデイライトを新たに増設した場合、バッテリーと直結すると、常に電気が流れてしまいバッテリー上がりを起こしてしまいます。そのため、電源はバッテリーから取りますが、リレーを間に挟むと、スイッチが入らないと電気が流れないようになります。それにより、バッテリー上がりを起こすリスクを減らすことができます。

リレーの取り付けや交換方法

リレーの説明がしやすいエーモンリレーを参考に、取り付け方法をご紹介しましょう。

エーモンリレー

  • 青 / 黒…スイッチ側の配線
  • 赤 / 黄…電装系につなげる配線

取り付け方法

  1. バイクの電気(エンジン)がOFFの状態にする
  2. 容量が大きいヒューズと青の配線をつなげる
  3. 黒の配線はアースの役割があるので、バイクのボディアースに接続する
  4. 赤の配線をバッテリーのプラスにつながる配線とつなげる
  5. 黄色の配線を取り付ける電装系パーツとつなげる
  6. 電装系パーツのマイナス配線はボディアースに接続する
  7. 青の配線に電気を通してリレーが作動するかを確認する

注意点

  • 配線の取り付けを間違わないよう注意する
  • 接続箇所の絶縁処理などを丁寧に行う

配線を取り付けるときは、しっかりと取り付けなければ漏電などの原因となるので、注意が必要です。また、バイクは雨水などにぬれるため、絶縁テープなどを巻いて、金属部が露出しないように処理しましょう。初めてリレーを接続して不安な場合は、バイクショップで点検してもらうのがおすすめです。

まとめ

  • リレーは電気が流れることでON/OFFを管理するスイッチ
  • リレーを使うことでバイクの電源やライトのスイッチと連動させることができる
  • リレーを活用することでバッテリー上がりのリスクを軽減できる
  • リレーの配線の取り付け方法を間違えないように注意する

本記事は、2018年6月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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