リレーとは?意味やバイクへの取り付け・交換方法
バイクのカスタムで電源を取るとき、直接バッテリーから電源を取ると、バッテリー上がりの原因となります。そのようなリスクを減らすためのパーツが「リレー」です。今回は、使えると便利なリレーについてご紹介しましょう。
リレーとは
リレーは電気を使ったスイッチです。一般的なスイッチは手動で電源をON / OFFしますが、リレーは電気を流すことで、自動的にONとOFFを切り替えます。主に使うリレーは以下の2種類でしょう。
リレーは以下の2つが関わり、動いています。
4極リレーの場合、電磁石に電気が通っていないときは、スイッチが入っていませんが、電磁石に電気が通ることで磁力が発生し、スイッチが引き寄せられて電気が流れます。
リレーの使い方

リレーは以下の使い方ができます。
これにより、たとえば以下のようなことが可能となります。
たとえば、バイクにデイライトを新たに増設した場合、バッテリーと直結すると、常に電気が流れてしまいバッテリー上がりを起こしてしまいます。そのため、電源はバッテリーから取りますが、リレーを間に挟むと、スイッチが入らないと電気が流れないようになります。それにより、バッテリー上がりを起こすリスクを減らすことができます。
リレーの取り付けや交換方法
リレーの説明がしやすいエーモンリレーを参考に、取り付け方法をご紹介しましょう。
エーモンリレー
取り付け方法
注意点
配線を取り付けるときは、しっかりと取り付けなければ漏電などの原因となるので、注意が必要です。また、バイクは雨水などにぬれるため、絶縁テープなどを巻いて、金属部が露出しないように処理しましょう。初めてリレーを接続して不安な場合は、バイクショップで点検してもらうのがおすすめです。
まとめ
本記事は、2018年6月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。