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車体がどれくらいの大きさなのかを知る上で重要なのが「全長・全幅・全高」のいわゆる「車体サイズ」。
全長とは“車体の長さ”を表わす数値。では実際にはどこからどこまでを指すのかというと、車体を真横から見た際に前方のもっとも突き出た部分から後ろに突き出た部分。・・・ということは、ほとんどのモデルはフロントタイヤからリアフェンダー後端ということになる。モデルによってはリアキャリアが後端というものもあるだろう。左の2台を比べると一見したときの印象と異なり、リアフェンダーが出ている分、YZF-R25の方が数値が長くなっている。
車体の高さを表わす全高だが、じつはこの数値にミラーは含まれていない。しかし、スクリーンは車高に含まれるので、左の2台を比べてみると、CB400Fの方が高く見えるのにスペック上はYZF-R25の方が高くなっているのだ。このため、スクリーンが大きいツアラーなどの全高は高くなっている傾向がある。 事実上の“ハンドル幅”を表わす数値が「全幅」だ!!
車体幅を表わす全幅は、“ボディ”の幅を表わす数値だと思われがち。しかし、車体左右に最も出っ張っているものの両端を測っているため、ほとんどのモデルで全幅といえば“ハンドル幅”を表わすのだ。そのためカウルに覆われたYZF-R25よりも、コントローラブルなハンドルを装備したCB400Fの方が全幅の数値は大きい。 車体の大きさをイメージ
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