販売台数が少なかった機種やカラーリングは、いまはまだプレミアバイクとして
注目されていない機種にもたくさん。10年後を予想して愛車を選んでおくと、
ライディングをばっちり楽しんだ挙句、元値以上になったりして・・・。
- 中古平均価格◎38.7万円
- 03年の東京モーターショーに参考出品された、セパハンやバックステップなどを備えた仕様を、100台限定で市販!
- 中古平均価格◎45.9万円
- 78年の初代登場から、キック始動のみとなる399cc空冷単気筒エンジンを継承。5年ごとの記念車は大半が台数限定。
- 中古平均価格◎209.0万円
- 06年に世界限定2000台で発売。72年のイモラ200マイルレースで優勝したときのマシンとカラーリングがモチーフで、車名はそのマシンを駆ったライダーの名前。992cc空冷Lツインエンジンだ。
- 中古平均価格◎107.5万円
- 現行にはない空冷4発の400ccクラス車として大人気だが、その中でもいわゆる火の玉カラーに人気が集まる。キャブレター仕様の399cc並列4気筒エンジンだ。
- 中古平均価格◎56.8万円
- 92年に国内販売が開始された747cc空冷4気筒車。実用車色が強かったが、00年代後半の最終型は塗色がグッド。
- 中古平均価格◎130.2万円
- 国内仕様もある997cc水冷並列4気筒エンジンの従来型YZF-R1。その11年型海外仕様には、モトGPレプリカカラーがあった。
- 中古平均価格◎56.1万円
- CB400SF用がベースの399cc水冷並列4気筒エンジンを積む。販売期間は97年からわずか約4年だ。
- 中古平均価格◎22.9万円
- FTR用をベースとした223cc空冷単気筒エンジンを搭載。02年に新発売されたビンテージオフ車だが、わずか約3年で終焉。
- 中古平均価格◎28.1万円
- 97年に登場した、ビンテージイメージの397cc空冷単気筒車。SR400の対抗馬という位置づけだったが、販売は不振で、排ガス規制強化の影響もあり00年に廃止。
C O L U M N
デビュー時は不人気なのに中古車で高騰する不思議
- 新車販売時にまったく売れず、なのに数年経ったら中古車でプレミア化。こういうバイクはよくある。
その理由をごく単純に解釈するなら、「新車販売時は市場のニーズと合っていなくて、その後にユーザーが求めるものが変化した」ということである。一方で、「新車も不人気で中古車でも堂々の不人気!」なんて機種も数多くあるわけで、値上がりを見越して不人気新車を購入するなんて、投機的すぎてバカらしい。
なんて言いながらいま個人的に、「10年後にブームの予感!」と思っているのが、某国内メーカーが10年前後に5年ほど販売した○○○○だ。とにかく独創的なスタイリングで、トータル5000台くらいしか売れていないはずなのに塗色設定が計10タイプ以上。超マイナーカラーも存在するはずで、マニア垂涎の的になりそうな匂いがプンプンするのだ。
さてこの機種、わかるかな?