激アツ“イチ・ニー・ゴー”注目車両イッキ乗り!!1 |
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125クラスに続々と投入される新型車。では実際の乗り味はどうなのだろうか。
ここからは、GooBikeが注目するファンライドモデルを徹底紹介するぞ!
新車価格:39万9000円
平均中古価格:35.6万円
全長×全幅×全高=1,985×710×1,135mm
軸距=1,310mm/車両重量=136kg
最高出力=9.8kW/10,000rpm
最大トルク=10N・m/8,000rpm
まずは素直なハンドリングが好印象。低中速域では、軽量車らしく実に軽快な旋回性を見せ、クルクルと向きを変える。それでいて、直進安定性が高いのが好ポイント。コーナリングとスタビリティのバランスは、クラス随一だ。材質はスチールなのだが、大型スーパースポーツばりのツインチューブ構造のフレームは、なかなかにキャパシティが大きい。
エンジンで面白いのが、スムーズな低中回転域のトルク特性。もちろん、強大なトルクがあるわけではないのだが、繋がりが良く125ccの非力さを感じさせない。高回転域までストレスなく吹け上がっていくし、全域でスムーズという言葉以外は思いつかない。ホンダらしい、パッケージでのバランスに優れた一台だ。

- エンジンは水冷4ストロークOHC2バルブ単気筒。吸気にはホンダ独自の電子制御式インジェクションPGM-FIを採用。マフラーには三元触媒を内蔵し、クリーンな排気を実現。
新車価格:44万9000円
平均中古価格:36.3万円
全長×全幅×全高=1,968×760×1,135mm
軸距=1,353mm/車両重量=145kg
最高出力=11.2kW/10,500rpm
最大トルク=N/A
アルミ製ペリメーターフレームを採用する、本格的なスポーツモデル。倒立フロントフォークや、左右非対称形状のスイングアームなど、上級モデル顔負けの豪華装備も魅力。アッパーカウルは、アプリリアのフラッグシップRSV4と共通品だ。
跨がると、戦闘的なポジションに気持ちが盛り上がる。低いハンドルと高いシート、後退したステップはスーパースポーツそのもの。ハンドリングも過激で、旋回性重視のセッティング。フロントに荷重して、グイグイと曲げていくのが面白い。
エンジンはハッキリとした高回転型。低中回転域はスムーズさに欠けるが、高回転はどこまでも気持ちよく吹け上がる。割り切った造りが楽しい、スパルタンなマシンだ。

- フロントブレーキにはラジアルマウントキャリパーを奢る。キャリパーはAJP製の対向4ポットで、ローターは大径Φ300mmのステンレス製。高い制動力とコントロール性を誇る。
新車価格:27万900円
全長×全幅×全高=1,830×760×1,65mm
軸距=1,255mm/車両重量=105kg
最高出力=6.5kW/8,000rpm
最大トルク=8.9N・m/6,500rpm
ズーマーらしい骨太なデザインをブラッシュアップして125クラスに登場したズーマーX。エンジンはディオ110がベースながら、同系とは思えないほどキビキビと走り回れることには驚く。アグレッシブなスタイルが植え付ける印象を裏切らない走りは大きな魅力である。
ラゲッジスペースは50ccのズーマー同様の開放型スペースを採用。買い物では不便だが、スケボーなど長尺モノの運ぶには重宝する。

- 開放型ラゲッジスペースが真骨頂。シート取り付け部の幅がソコソコあるため、足つきはイマイチだが、それが気にならないほど楽しくなるギミックだ。
新車価格:35万9000円 平均中古価格:30.5万円
全長×全幅×全高=1,900×770×1,060mm
軸距=1,255mm/車両重量=113kg
最高出力=7.5kW/8,000rpm
最大トルク=9.8N・m/6,000rpm
いまの125クラスブームが起こるより少し前にカワサキが発表したのがKLX125とDトラッカー125。250譲りのシャープなスタイリングは各社が攻勢を強める同クラスでもいまだ見劣りしない。
走りの実力も高く、100km/hオーバーも楽勝だし、ハンドリングも素直。飛ばしても30km/hを割らない燃費も嬉しい。基本的にエンジンより車体が勝るモデルであり、チューニングも許容するだろう。

- エンジンはボア54mm×ストローク54.4mmのほぼスクエア。ピックアップの良さと5速ミッションのおかげで、街中でも峠道でもストレスなく走れる。
新車価格:39万8000円 平均中古価格:36.3万円
全長×全幅×全高=1,770×740×1,140mm
軸距=1,280mm/車両重量=110kg
最高出力=8.5kW/6,250rpm
最大トルク=10.7N・m/6,500rpm
ひと目見てそれと分かるほど個性的なボディデザインが何よりの魅力。組み合わされるカラーもさすがベスパ、と言える美しさ。だが、走りの性能も抜かりなく、通勤快速マシンとして使える速さも持ち合わせる。実用性では国産に及ばないが、その高いファッション性は唯一無二の存在なのだ。
新車価格:27万8250円
全長×全幅×全高=1,945×815×1,150mm
軸距=1,225mm/車両重量=105kg
最高出力=5.9kW/7,500rpm
最大トルク=8.5N・m/5,500rpm
往年のハンターカブをモチーフとしたクロスカブ。ベースは現行カブ110だが、シート・ハンドルは高めの設計で、オフ車的なスタンディングポジションにも対応するほか、前後ホイール径は17インチとブロックタイヤも履けるサイズ。前後のキャリアを含め、コア層へのアピールも忘れない。
新車価格:27万8250円〜 平均中古価格:23.5万円
全長×全幅×全高=1,870×685×1,135mm
軸距=1,295mm/車両重量=122kg
最高出力=7.8kW/8,500rpm
最大トルク=9.1N・m/7,500rpm
ボリューミーなフォルムは1クラス上の存在感を漂わす。質感の高さはビッグスクーター並みだ。安定感の強い手応えのあるハンドリングで、走りもビッグスクーターに近い感覚。生産国の台湾でも大人気の車種なので、台湾製のパーツが豊富に存在する。カスタマイズも楽しい一台だ。
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