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これから買い時が来そうなバイク

型落ちホヤホヤは狙い目かも!?

 ここでは、これから相場変動が予想される車両をいくつか紹介しよう。ここでピックアップする車両は、ニューモデルの登場が間近に迫っていたり、主力販売ラインから外れるモデルだ。例えば新車が残っている場合は、ショップ側からすると早く在庫を出してしまいたいという心理も発生するから、現状のプライスカードよりもさらに値引きが行われる可能性がとても高い。
 最新モデルに拘りはないけど新車が欲しい、そんな人は、新車ニュースを逐一チェックして、こういった車両にターゲットを絞ってはどうだろうか。

トライアンフ  スピードトリプル

TRIUMPH SPEED TRIPLE
トライアンフ スピードトリプル

平均相場:119.2万円

ストリートファイターらしいワイルドなデザインが魅力のスピードトリプル。こちらも新型が登場し、従来モデルはかなり買いやすくなりそう。極上車を見つけたら即ゲットだ!

スズキ GSX-R600

SUZUKI GSX-R600
スズキ GSX-R600

平均相場:99.1万円

600クラスでも人気のGSX-R だが、こちらも新型デビューが控えている。ただ、値下がりするとすれば、直近のモデルよりも、少し古いモデルからだろう。今後の動向をしっかり把握したい。

スズキ GSR600

SUZUKI GSR600
スズキ GSR600

平均相場:66.2万円

スズキらしい独創性溢れるデザインで話題をさらったGSRシリーズ。GSXR譲りのエンジンは、走りのポテンシャルも相当だ。新型がリリースされれば値落ちの可能性大!

BMW F800S

BMW F800S

平均相場:87.7万円

同社ミドルクラスの主流はF800R/GSとなりつつあるいま、F800Sは今後買いやすくなりそうな予感。パワー、サイズと絶妙なバランスはBMWならでは。とても使い勝手の良い車両だ。

 新しいモデルが出れば古いモデルの値段は下がる。バイクに限らずクルマでも電化製品でもそれは同じ。機能やデザインの面でフレッシュな新製品は確かに魅力的だが、だからと言って旧モデルが全否定されるわけではない。バイクに関して言えば、誰もが要求する性能はここ20年のモデルでいえばほぼ備わっていると言って良いだろう。であれば、あとは価格の問題だ。特集でも触れたが、各モデルの歴史や系譜を少し学ぶだけで、いまどの年式が手頃な価格なのか、これから買いやすいモデルが何なのかは必ず見えてくるものだ。
 中には『不人気車両』と言われるバイクもあるが、自分が気に入って価格の折り合いがつくのなら世間の評価は気にしなくて良い。ある種の割り切りともいえるが、買い時を見極めてバイクを買うということはそういうことなのだ。もちろんこれから先もどんどん ニューモデルは出てくる。今後中古バイクを探すときには、必ずニューモデルの動向もしっかり頭に入れておきたい。ちょっとした下調べをするだけで、余計な出費を抑えることが出来るのである。

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