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ATとフルMTはどう違う?

ATとフルMTはどう違う?

 自動で変速またはクラッチ操作を行なってくれるモデルは、通常のマニュアルトランスミッション車と比べれば、より運転が簡単だ。

 自動クラッチの機種なら、坂道発進で気を遣うことも少ないし、渋滞時だって左手の疲労が少なくて済む。さらに無段または自動で変速してくれるモデルなら、アクセルとブレーキの操作に集中したライディングを行なうことができる。「イージーライド」こそ、オートマ二輪車の大きな魅力だ。

 エキスパートライダーのなかには、操る楽しさがないからと、AT車を敬遠するひともいる。でもいまのAT車には、マニュアル操作でのシフトチェンジができる機構を採用するなど、操る楽しさも、意外とあるのだ。


アクセル操作だけに集中できる スクーターの多くに採用される『CVT』

オートマ スクーター CVT オートマ スクーター CVT

「CVT」とは「無段変速機」という意味の英語を略したもの。多くのスクーターが採用するCVTは、ベルト式と呼ばれるタイプだ。V型断面のベルトを使うため、Vベルト式無段変速機と呼ばれることもある。


一般的スポーツ車に用いられる『マニュアルトランスミッション』

マニュアルトランスミッション マニュアルトランスミッション

クラッチを(一般的には左手レバーで)ライダーみずからが操作し、さらにギアセレクトをライダーが行なう。ライダーの思い通りに変速できる反面、常にシフト操作が必要だ。

ホンダ エアラ

ホンダはATバイクを長年研究 ホンダ エアラ

77年春に登場したエアラは、CB750のエンジンに流体トルクコンバーター(4輪譲りの技術であるホンダマチック自動変速機)を組み合わせたATモデル。変速は2レンジだった。

AT限定二輪

オートマ限定の二輪免許でも乗れないオートマ車両がある!?

AT限定二輪免許は、クラッチ操作を必要としないバイクのために設定されている。だから、たとえばスーパーカブのようにマニュアルでのギアチェンジが必要であっても、自動遠心式クラッチなどを装備していてクラッチ操作が必要ない機種であれば、この免許で乗ることができる。排気量の区分けは、一般的な二輪免許と同じだが、AT限定の場合、大型免許であっても650tを越える排気量には乗ることができない。それを越えるAT車に乗るためには、一般的な大型二輪免許が必要なのだ!

注意点! AT限定大型二輪車免許でも総排気量650ccを超える車両は運転できない

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