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車両形式と保険料の見積り |
車検証に記載されているさまざまな数字や記号は、保険料の見積りにかかわってくる項目です。そのクルマが初めて登録されたのはいつか、ボディ形状、自家用・事業用の区別などですが、なかでも大事な項目が「型式」です。素人目には違いがわからない同じ年式の同じボディでも、型式の相違(排気量やサスペンション形式の違い)で保険料に差が生じます。ちょっとした違いのようですが、その相違が保険料率に関係してくるので見逃すことはできません。カタログの諸元表にも記載されています。 |
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「車検証を手元に置いて見積りを」とありますが車検証のどのあたりをチェックすればいいの? |
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いちばん初めに確認したいのは『型式』登録年月日なども重要なポイントです |
車両の型式やボディ形状で保険料の料率が異なるので、車検証の記載事項チェックは大事なポイントになります。保険料を正確に見積るためにもクルマの型式などは重要なデータになります。保険料は車体の形状(セダンやステーションワゴン)で異なることがあり、見積りはもちろん保険契約時にはきちんと調べておくことが大切です。また、車両保険ではクルマの用途・車種ごとに保険料が異なり、同じクルマでも保険料の料率が違うクラスに分 類されることがあります。型式不明(並行輸入車などに多い) と料率がもっとも高い「9」に分類されることも多く、保険料に大きく影響します。 |
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車両型式が自動車保険の見積りに大きくかかわるっていうけどそもそも型式って何? |
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『型式の指定できるクルマは保安基準に適合し、かつ均一性を有すること』 |
難しく言うとこういうことなんですが、装備や、車体の形状・大きさなどが一定であること、で国土交通省が「道路運送車両法」に基づいて認定しています。型式は同じ車種でもボディタイプや搭載エンジンによっても異なることがあります。たとえば現行レガシィ(11年式)2.0.のセダンは「BE5」。同じくツーリワゴンは「BH5」といった具合ですし、先代のレガシィツーリングワゴンでは「BG5」となります。型式や年代を間違って記入すると、保険料に差が出てしまうだけでなく、保険契約そのものが無効になってしまうので、もっとも気を付けたい点です。 |
【車検証のチェックポイント】![]() |
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