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2025/02/24 12:47:37 更新突然のエンジン停止後「キックペダル」が降りないトラブルホンダ Ape

作業実施日 2025/02/03

昨日まで普通にエンジン始動していたのに突然「キックペダル」が降りなくなりエンジン始動が出来なくなったエイプ50の修理ご依頼です。 エンジンオイル点検後に判明したのは「オイル量」が足りないこと。 それによりエンジン焼き付きによるピストン固着とシリンダー交換作業等の見積もりを出してお客様のご依頼を受けて 実際の作業を進めましたが、、、、、

オイル排出でドレンボルトを緩めるのですが、、、
何故か工具が必要なく「手」で簡単に緩みます。
しかも、ドレンボルトPKは2次使用の形跡。
出てきたオイルは昨年10月に交換したとのこですが、
相当走行したような?。エンジンオイルというより何か混ざった混合油という感じ・・・?ドレンボルトは工具いらずで緩みました。
オイル規定値に満たない状態の走行で「焼き付き」に至ったようですが、分解作業を進めると上記の推理と違う結果でした。これが「キックペダル」降りない原因です。
エキゾーストバルブ折損でピストンに接触し「キックペダル」が降りないことが判明。
結果、バルブ曲がりとピストン上部の傷、、、、
他はエンジンオイルが足りない状態での焼き付き、損傷部多域に渡りかなりの部品点数の損傷です。折れたエキゾーストバルブ先端部と曲がってしまったバルブ。
この折れたバルブがピストンに当たり=キックペダル降りないとなっていました。ロッカーアーム部とシャフト及びカムシャフト、とその軸受け部の傷。シリンダーヘッド部も削れていました。ピストン頭頂部のバルブの「打痕」跡。
シリンダーヘッド部。バルブが曲がってます。シリンダーヘッドのカムシャフト軸受け部はカムチェン側が削れています。おそらくこの部分の削れたアルミ素材がエンジンオイルんに混ざって変色したようです。シリンダーヘッドは軸受け部損耗により再使用不可です。「中古エンジン」にて完成を目指すことに。運よくシリンダーヘッド部が綺麗なエンジンを入手出来ました。上が今回のオイル不足でカムシャフト軸受け部が「削れてしまった」シリンダーヘッド。下が正常なヘッド部ですが一目瞭然ですね。
これで作業が進みます。バルブフェイス確認とすり合わせ作業です同時にバルブステムシール交換します。シリンダーPK類を用意して組み立て開始ヘッドカバーとLケースカバーもPK交換します。
クラッチ交換作業です右が新品部品ですクラッチプレートがかなり焼けています。完成です。
対象車両情報
メーカー・ブランド
ホンダ
車種
Ape
作業時間目安

6時間

作業実績タグ

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