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2024/06/28 11:55:47 更新ハンドルロックが効かないトラブル修理ホンダ XL125Rパリダカール

作業実施日 2024/06/28

中古車の納車で最後の点検項目に電装系統が正常作動するかというのとメインスイッチの「ハンドルロック」がかかり盗難防止できるかがあります。 通常は簡単に操作できるメインキーでもしばらく使用しない時期があると 保管状態によっては全く作動できないことがあります。 今回はその典型的な例です。 要するに長期保管(放置)された機種にありがちなトラブルです。

メインスイッチ胴体の金属蓋を外して状態を確認。メインKEY操作ではスライド機構はほぼ動いていうるのが確認できます。
裏蓋のプラスチック部分を慎重に外します。この時メインKEYは抜いた(OFF)状態外した本体側も撮影しておきます。外した双方を記録しておきます。
組み込み際にとても重要な位置関係になります。ハンドルロック位置で回転方向(ロックへと)に力を加えつつ油圧プレスにてほんの少し「力」を加えてロックピンを押し出していきます。
要は「錆」で動けないピンを少し後方から「押し出す」感覚です。一人ではできないので左手を借りてます。中のスライド機構がうまく機能しました。ハンドルロックの「ピン」は下方向にスライドしています。(ロックがかかった状態))
出たー!!という感じですがかなり錆ています。これがロックできない原因「長期保管」による「錆」です。
あとは説明なくとも、、、、とここまで来て種明かし。
構造を理解するために正常作動する個体を同じように裏蓋を外してスライド機構を確認してします。
やはり良品の作動状況は大事です。この出っ張りで「ハンドルロック」がなされる訳です。
が、少し強引に出したので鍵の操作では元に戻りません。
ロック解除方向へメインKEYを動かしながらこの出っ張りを軽く「叩いて」元の状態へ戻します。
当然、出てきません。
ので再挑戦となります。要は繰り返すことで軽くなっていきます。
潤滑剤と錆落としで本来の性能に戻していきます。
何とかスライド機構も回復しハンドルロック可能になりました。
対象車両情報
メーカー・ブランド
ホンダ
車種
XL125Rパリダカール
作業時間目安

2時間

作業実績タグ

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