在庫車両が突然のエンジン始動しないトラブル(キックスタートの作業実績 2024/06/08)|バイクの整備・メンテナンス・修理店を探すなら【グーバイク(GooBike)】

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2024/06/08 16:06:40 更新在庫車両が突然のエンジン始動しないトラブルスズキ ST250 Eタイプ Sカスタマイズ

作業実施日 2024/06/08

数か月前にエンジン始動とテスト走行を経ていた中古車ST250E。 ご来店されるお客様のため事前テストでエンジン始動を試みるも 全く始動する気配がないためセオリー通りのスパークプラグ火花テスト。 何と火花確認出来ません!ということは単なる失火、あるいはスパークプラグの性能不良、、、 と色々と点検することになりました。

まずはスパークプラグから始まりIGコイルの1次、2次側と抵抗値確認、パルサーコイル抵抗値比較とサービスデータがないけど同機種の在庫車ST250EカスタマイズCタイプの各電装部品を参考に良否判断していきます。役に立ったST250EカスタマイズCタイプ。全く同様の電装系統なのでスパークプラグはもとよりIGコイル、CDIユニット、レギュレターを借りて各電装品をテスト。全ての電装品を外してカスタマイズCタイプへ取り付けると全て正常作動します、もちろんスパークプラグも良品です。疑わしきは全て「シロ」で何も疑わしい電装品がないことの証明となります。
残りは電源供給しているハーネスと車体アース不良が考えられます。エンジンと車体の各部ボルト締め付けと塗装、錆の状態を確認。残りはハーネス本体のチェック作業です。
まずIGコイルへ来ている「白」コードが本体のCDIユニットまで繋がっているかを確認。
ジェネレータパルサーコイルから来ている2本のコードを確認すると怪しげな反応。導通と全くない状態を繰り返す反応です。そこでカプラから外し配線の端子を確認すると真鍮の端子に「錆」発見!
ワイヤブラシにて錆除去し、テスタ確認すると「導通アリ」
2本共に錆落とし後に組み込んでスパークプラグ火花テストすると待望の「火花」が出ました!!
長時間の作業となりましたがメデタシメデタシです。
対象車両情報
作業時間目安

36時間

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