2020/10/27 17:20:34 更新BMW 正規 ディーラー S1000RR 社外 Brock’s Performance 車高調整&ローダウンリンク 取付BMW S1000RR
本日は現行S1000RRの足つきをよくするローダウンリンクの取付の様子です。 当店でも現行車のS1000RRでは初めて取付の為、少し詳しく書いておきます。

まずは通常のリヤサス交換と同じ手順で外装・タンクと取り外していきます。 その後、リヤフレームのボルトを上をゆるめ、下は外して上へ持ち上げます。


その後、サスの上のボルトを外してターンレバーを外して、Brock'sの調整リンクと交換します。

標準の組み方だと、1インチダウンが加工無しで可能とのことでしたが、今回2インチダウン希望だったので、

Brock'sの指示書通り、リンクを逆に組み付けし直します。

その後、ターンレバーに取付します。

次に、リヤサスの上部がシート下の部分に干渉するようになってしまうので、 レギュレーターの位置変更、接触部分のパネルのカットしていきます。


まずはサスのタンクの部分が干渉するところをカットします。 Brock'sの指示書にはここをカットのみ書かれていますが、 実際組んでいったら他も干渉しました。

ターンレバーとボルトのお尻の部分らへんがあたってしまう為、白線の跡が残っているところをカットしました。

その後、調整リンクを回しながらリヤフェンダーとの隙間や他の部分が干渉しないか見つつ調整します。 (ちなみにどのくらい回せば何cm下がる等の記載は無いので、手探りです)

位置決めが終わったら、今度はレギュレーター等の移設です。 ABSユニット左側のスペースに移設します。


ここでもBrock'sの指示書ではそのまま納めているようでしたが、入らず、 コネクタの受けもカットしました。 フューズとカプラもBrock'sの指示書の位置には個体差なのか配線が届かず、 メインハーネスの下やABSユニットの前側に取りまわしてます。

これで無事完成かと思ったところ、今度はターンレバーの位置が純正より上向きになっている為か、 メインハーネスと干渉している為、ハーネスを上側に固定と、念の為にクッションテープも貼り付けてます。 後は元に戻して完成です。




純正車高の黒車両と比べると、約5cmダウンでかなり足つきよくなってます。 (写真はリヤだけ下げてる状態で、スタッフ鈴木(身長186cm)が跨ってる状態です。)