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人気の250ccバイクはどれ?おすすめの車種15選

250ccバイクは取り扱いやすく維持費も比較的安く、また車種の選択肢が豊富なので、初めてバイクに乗る方にもおすすめです。

この記事では、250ccバイクの定義やおすすめの車種をご紹介します。車種選びの参考にぜひご覧ください。

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そもそも250ccバイクとは?

そもそも250ccバイクとは?

まずは、250ccバイクの基礎知識を解説します。

250ccバイクの定義

250ccバイクの特徴を定義すると、以下のようになります。

  • 126cc~250ccの排気量のバイク。道路運送車両法では「二輪の軽自動車(軽二輪)」に該当する
  • 道路交通法では、普通自動二輪車に該当する
  • 普通自動二輪車免許で運転可能
  • 軽二輪車扱いにつき、運輸局に届け出が必要

参照:http://www.tossnet.or.jp/portals/0/resouce/staticContents/public_html/u_qanda/bike01.html

250ccバイクの魅力やメリット

250ccバイクの魅力やメリットは、以下の6点になります。

  • 車検がない
  • 高速道路OK※ただし、2人乗りの場合は、注意が必要
  • 車種選びの選択肢が広い
  • ほど良いパワー
  • 軽量で燃費が良い
  • 税金が安い

それぞれについて、順番に説明します。

車検がない

250ccなら車検がないので、維持費の負担を抑えることができます。ただし、万が一トラブルが発生した場合、すべて自己責任となるので注意が必要です。日頃のメンテナンスや点検は欠かさず実施しましょう。

高速道路OK

125cc超の排気量のバイクなら、高速道路を走ることができます。
ただ、高速道路での2人乗りは条件が3つあります。

  1. 運転者の年齢が、20歳以上であること
  2. 免許を取得してから3年以上経過していること
  3. バイクの乗車定員が2名であること

この3つの条件を満たすと、高速道路での2人乗りが可能になります。

16歳で普通自動二輪車の免許を取得した場合、3年経っても20歳未満なので、高速道路での2人乗りが不可能なので気を付けてください。

車種選びの選択肢が広い

国内では車検がないことで人気があり、250ccバイクの選択肢は広いです。日本でバイクブームだった頃はもちろん、下火になっていた2010年頃でも、Ninja250やCBR250Rが発売されており、市場に新旧問わず多くの車種があります。

ほど良いパワー

大型自動二輪車クラスの大排気量になってしまうと、街乗りなどの普段使いではパワーを持て余してしまいます。対して、250ccの排気量は非常に丁度良いパワーです。街乗りでも使いやすく、ツーリングやワインディングでもエンジン性能を活かすことができます。

軽量で取り回しと燃費が良い

軽量であるというのは、大きなメリットです。大型自動二輪車のように重いと扱いが大変ですが、250ccバイクのように軽量なら、立ちゴケしたときに起こすのに苦労しません。駐車場の出し入れも楽々です。加えて、燃費も良好になります。

税金が安い

自動車重量税は、125cc~250ccの場合「新車購入時」に4,900円払うだけです。年間で払う必要はありません。250cc超えは年1,900円が登録後12年目まで毎年かかってきます。そのうえ、13年目以降は年2,300円に上がります。

また軽自動車税は、125cc~250ccが毎年3,600円に対して、250cc超えは毎年6,000円。約2倍もの差があります。

このように、多くの魅力がある250ccバイク。最初のバイクとして非常におすすめです。

最初のバイクとしてもおすすめ!250ccバイクの魅力とは?

おすすめの250ccバイク15選

今回ピックアップした250ccバイクは、以下の15車種です。
なお、スペックや価格は2022年8月25日時点の情報です。

タイプ 排気量 燃費性能 メーカー希望小売
価格・新車価格帯
グーバイク掲載車
平均価格
レブル250 アメリカン 249cc 46.5km/L 59万9,500円~ 63万4,000円
Ninja ZX-25R スポーツ/レプリカ 249cc 24.0km/L 84万7,000円~ 84万1,000円
YZF-R25 スポーツ/レプリカ 249cc 37.5km/L 66万8,800円~ 54万8,000円
CBR250RR スポーツ/レプリカ 249cc 40.1km/L 82万1,700円~ 74万1,000円
CB250R ネイキッド 249cc 45.0km/L 56万4,300円~ 52万4,000円
ドラッグスター250 アメリカン 248cc 51.0km/L - 55万4,000円
GIXXER SF 250 スポーツ/レプリカ 249cc 45.0km/L 48万1,800円~ 44万円
ホーネット ネイキッド 249cc 32.0km/L - 58万4,000円
MT25 ネイキッド 249cc 37.5km/L 63万2,500円~ 53万8,000円
V-ストローム250 ツアラー 248cc 39.0km/L 61万3,800円~ 57万1,000円
フォルツァ スクーター 249cc 41.5km/L 65万8,900円~ 56万円
CRF250 ラリー オフロード&モタード 249cc 46.0km/L 74万1,400円~ 65万5,000円
WR250X スーパーモタード 249cc 34.0km/L - 79万7,000円
VTR250 ネイキッド 249cc 40.0km/L 60万円 43万6,000円
セロー250 オフロード 249cc 48.4km/L 64万4,600円~ 57万2,000円
 

レブル250

最高出力(PS) 26
最大トルク(kgf・m) 2.2
排気量 249cc
冷却方式 水冷
燃料消費率(km/L) 46.5(60km/h走行時)
車両重量(kg) 170
メーカー希望小売価格 59万9,500円~
グーバイク掲載車平均価格 63万4,000円

2017年に発売されて以降、年々売上を伸ばし続け2020年には、1万の大台を超えてきた大ヒットバイク。レブル250の特徴は、エンジンとシートの低さです。
CBR250Rに使われていた水冷単気筒エンジンを、低~中回転のトルク重視にセッティングし、街乗り重視にしてあります。それでいて、元がCBR250Rのエンジンなので、高回転まで素直に回ってくれ、高速道路の巡航も可能です。
シートの高さは、690mmと非常に低いです。雨の日などは、足を着くときに滑ってしまうことがありますが、シート高が低く足つきが良いと安心して乗ることができます。そのため、身長の低い男性や女性、初心者の方にもおすすめです。

Ninja ZX-25R

最高出力(PS)
【ラムエア加圧時】
45【46】
最大トルク(kgf・m) 2.1
排気量 249cc
冷却方式 水冷
燃料消費率(km/L) 24.0(60km/h走行時)
車両重量(kg) 183
メーカー希望小売価格 84万7,000円~
グーバイク掲載車平均価格 84万1,000円

2020年に、約10年ぶりに発売された4気筒の250ccバイク。排ガス規制によって、ホーネットやバリオス2が生産終了になって以来になります。
Ninja ZX-25Rの特徴は、4気筒とアシスト&スリッパークラッチ、クイックシフターを搭載している点です。バイクのおもな気筒数は、単気筒、2気筒、4気筒になります。そのなかでも、4気筒が最も振動が少なく高回転まで回ってくれるエンジンです。加えて、アシスト&スリッパークラッチが搭載されており、クラッチが軽くなっています。そのため、頻繁なクラッチレバー操作による負担が軽減されるので、街乗りメインの方にもおすすめです。
さらにSEモデルには、クイックシフターが搭載されているので、クラッチレバー操作なしでシフトチェンジができます。サーキットで速く走るのはもちろん、街乗りでの負担がより軽減されます。

YZF-R25

最高出力(PS) 35
最大トルク(kgf・m) 2.3
排気量 249cc
冷却方式 水冷
燃料消費率(km/L) 37.5(60km/h走行時)
車両重量(kg) 169
メーカー希望小売価格 66万8,800円~
グーバイク掲載車平均価格 54万8,000円

YZF-R25には大きく分けて、2018年以前と2019年以降の2つに分かれます。
2018年以前のモデルは、ハンドル位置がアップライトです。シート高も780mmと低めで、スーパースポーツのなかではわりと楽なポジションになります。
対して2019年以降のモデルでは、ハンドル位置が22mm下がって、より前傾姿勢が強いです。加えて、2018年以前が正立フォークなのに対して、2019年以降のモデルは倒立フォークになっています。総じて、2019年以降のモデルがよりスポーティな仕上がりです。

CBR250RR

最高出力(PS) 41
最大トルク(kgf・m) 2.5
排気量 249cc
冷却方式 水冷
燃料消費率(km/L) 40.1(60km/h走行時)
車両重量(kg) 168
メーカー希望小売価格 82万1,700円~
グーバイク掲載車平均価格 74万1,000円

CBR250RRの特徴は、250ccで唯一スロットルバイワイヤを採用している点です。さらに、任意で3つのライディングモードを選択可能になっています。
2020年以降のモデルでは、最高出力が41PSと向上し、さらにクラッチもアシスト&スリッパークラッチに変更が加えられています。

CB250R

最高出力(PS) 27
最大トルク(kgf・m) 2.3
排気量 249cc
冷却方式 水冷
燃料消費率(km/L) 45.0(60km/h走行時)
車両重量(kg) 144
メーカー希望小売価格 56万4,300円~
グーバイク掲載車平均価格 52万4,000円

「日常の移動を遊びに変える、スポーツロードスター」をコンセプトに開発されたCB250R。伝統を感じさせながらも現代的なデザインに仕上がった丸型LEDヘッドライトやシルエットを引き締めるLEDテールランプ、コンパクトなフルデジタル液晶メーターなどを装備し、どこから見てもスタイリッシュな存在感を放ちます。

ドラッグスター250

最高出力(PS) 20
最大トルク(kgf・m) 1.9
排気量 248cc
冷却方式 空冷
燃料消費率(km/L) 51.0(60km/h走行時)
車両重量(kg) 160
メーカー希望小売価格 -
グーバイク掲載車平均価格 55万4,000円

ドラッグスター250の特徴は、ロー&ロングのアメリカンスタイルと空冷V型2気筒エンジンの点です。シート高が670mmと低いので、身長が低い男性や女性でも安心して乗れます。
しかも、ドラッグスター400とあまり変わらない大柄で、V型2気筒特有の鼓動感もあり、アメリカンが好きな方におすすめです。

GIXXER SF 250

最高出力(PS) 26
最大トルク(kgf・m) 2.2
排気量 249cc
冷却方式 油冷
燃料消費率(km/L) 45.0(60km/h走行時)
車両重量(kg) 158
メーカー希望小売価格 48万1,800円~
グーバイク掲載車平均価格 44万円

GIXXER SF 250の特徴は、スズキが新開発した油冷エンジンと軽量な車体です。
一般的に、バイクのエンジンの冷却方法はおもに空冷と水冷ですが、GIXXER SF 250は油冷での冷却を採用。油冷のメリットは、水冷ほどではないですが冷却効率が良く、空冷並にシンプル、軽量に設計できる点です。GIXXER SF 250は単気筒なのも加わって、フルカウルスポーツモデルのなかでは最軽量クラスの158kgなので、取り回しが非常に楽です。
新車価格も50万円ほどと、免許を取ったばかりの若者でも購入しやすくなっています。

ホーネット

最高出力(PS) 40
最大トルク(kgf・m) 2.4
排気量 249cc
冷却方式 水冷
燃料消費率(km/L) 32.0(60km/h走行時)
車両重量(kg) 168
メーカー希望小売価格 -
グーバイク掲載車平均価格 58万4,000円

ホーネットの特徴は、スタイリングとエンジンです。ボリュームのあるタンクから、絞り込まれたシート、アップマフラーと、250ccに見えないほど迫力のあるスタイルになっています。さらに2003年以降はシート高が745mmなので足つきに心配はありません。
エンジンは、レーサーレプリカ時代のCBR250系のエンジンを使用し、高回転まできれいに吹け上がります。

MT25

最高出力(PS) 35
最大トルク(kgf・m) 2.3
排気量 249cc
冷却方式 水冷
燃料消費率(km/L) 37.5(60km/h走行時)
車両重量(kg) 167
メーカー希望小売価格 63万2,500円~
グーバイク掲載車平均価格 53万8,000円

MT25の特徴は、YZF-R25のプラットフォームを共有したネイキッドモデルである点です。
YZF-R25譲りのエンジンで、非常に力強く高回転まで吹け上がります。それでいて、アップライトなポジションで街乗りからワインディングまで幅広くこなせるバイクです。
2020年モデルではさらに、ハンドルポジションが44mm高くなって乗りやすくなり、倒立フォークも採用されています。

V-ストローム250

最高出力(PS) 24
最大トルク(kgf・m) 2.2
排気量 248cc
冷却方式 水冷
燃料消費率(km/L) 39.0(60km/h走行時)
車両重量(kg) 189
メーカー希望小売価格 61万3,800円
グーバイク掲載車平均価格 57万1,000円

V-ストローム250の特徴は、スポーツアドベンチャーツアラーならではの走破性と積載力です。
アドベンチャーツアラーバイクは、オフ車ほどではないにしろ悪路走行が得意。加えて、ウインドスクリーン、ナックルカバーがあり、高い防雨効果を備えています。さらにリアキャリア、純正アクセサリーでトップケースもあり、ロングツーリング性能も非常に高いです。

フォルツァ

最高出力(PS) 23
最大トルク(kgf・m) 2.4
排気量 249cc
冷却方式 水冷
燃料消費率(km/L) 41.5(60km/h走行時)
車両重量(kg) 186
メーカー希望小売価格 65万8,900円~
グーバイク掲載車平均価格 56万円

フォルツァの特徴は、スクーターらしい積載力の高さです。
多くのバイクは、積載力といってもリアキャリアを設置して、トップケースを装備させたり、サイドバッグをつけたりして積載力を上げます。しかしフォルツァは、純正のままでシート下にフルフェイスヘルメットが2個入る大容量のラゲッジボックスがあります。
さらに、ペッドボトルが収納できるフロントインナーボックスがあり、USBソケットからスマートフォンの充電も可能です。

CRF250 ラリー

最高出力(PS) 24
最大トルク(kgf・m) 2.3
排気量 249cc
冷却方式 水冷
燃料消費率(km/L) 46.0(60km/h走行時)
車両重量(kg) 152
メーカー希望小売価格 74万1,400円~
グーバイク掲載車平均価格 65万5,000円

CRF250 ラリーは、オフロードバイクのCRF250Lをベースに、2020年ダカールラリーを制覇した、CRF400 ラリーのフォルムを取り入れたバイクです。
CRF250Lより大きいタンク容量を持ち、走行中の風を軽減するウインドスクリーンや振動抑制のためのハンドルウェイトも装備。ステップにはラバーも装備されています。そのため、オフロード走行が可能なバイクながらもロングツーリングも可能な仕様です。

WR250X

最高出力(PS) 31
最大トルク(kgf・m) 2.4
排気量 249cc
冷却方式 水冷
燃料消費率(km/L) 34.0(60km/h走行時)
車両重量(kg) 134
メーカー希望小売価格 -
グーバイク掲載車平均価格 79万7,000円

WR250Xは、「オフロードのYZF-R1」をコンセプトに作られたWR250Rと基本コンポーネントを共通としたスーパーモタード仕様のバイクです。
オフロード車としては初のアルミフレームが使われており、さらにチタン性の吸気バルブを用いて軽量化するなど、随所にこだわりが見られる点が特徴です。オンロード走行も可能なので街乗りでも軽快な走りが期待できます。

VTR250

最高出力(PS) 30
最大トルク(kgf・m) 2.2
排気量 249cc
冷却方式 水冷
燃料消費率(km/L) 40.0(60km/h走行時)
車両重量(kg) 160
メーカー希望小売価格 60万円~
グーバイク掲載車平均価格 43万6,000円

VTR250の特徴は、V型2気筒エンジンを搭載している点です。
VTR250の前身モデルであるゼルビスと同様に、バイク便でも多く使われています。仕事で使われるということは、それだけエンジンが丈夫で壊れにくい証明でもあります。
加えてVTR250は、大きく分けて3種類あります。

  • 通常のVTR250
  • ハーフカウル付きのVTR-F
  • ローダウン仕様のVTR Type LD

そのため、選択肢の幅が広いのも特徴です。

セロー250

最高出力(PS) 20
最大トルク(kgf・m) 2.1
排気量 249cc
冷却方式 空冷
燃料消費率(km/L) 48.4(60km/h走行時)
車両重量(kg) 133
メーカー希望小売価格 64万4,600円
グーバイク掲載車平均価格 57万2,000円

セロー250の特徴は、リアタイヤがチューブレスであることと、オフロード車にしてはシート高が830mmと低く扱いやすい点です。
最高出力は、20PSと決して高くありませんが、低~中速トルクもしっかりとあるので、街乗りもしやすく、車体の軽さも相まって非常に扱いやすいバイクになっています。

まとめ

250ccバイクは、街乗りもしやすく、軽量で駐車時の取り回しも簡単です。車検も不要で高速道路も走れ、ロングツーリングも気軽にできます。

今回おすすめさせて頂いた車種は、ほんの一部に過ぎません。数多くの魅力的な車種があるのが排気量250ccのバイクです。ぜひ、ご自身に合ったバイクを見つけてみてください。

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※本記事に掲載した各車両のスペックや価格は2022年8月25日時点の情報です。

本記事は、2024年4月23日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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