バイクのハンドル交換は車検に影響する?構造変更手続きや売却したい方向けのポイントも解説
バイクに乗っている方のなかには、バイクのカスタムの一環として「ハンドル交換」を施している方も少なくないでしょう。ただ、今後車検を受けたり、もしくは車検を機に売却を検討したりするうえで、「ハンドル交換がデメリットになるのでは?」と心配している方もいるかもしれません。
この記事では、車検に通るために知っておきたいバイクのハンドルの「保安基準」や、ハンドル交換時にしておくべき構造変更の手続きについて解説します。併せて、ハンドル交換後のバイクを売却する際のポイントについても解説していますので、バイクの売却を検討している方もぜひ参考にしてみてください。
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バイクのハンドルの種類と車検に通るために満たすべき「保安基準」
まずは基礎知識として、ハンドル交換でよく用いられるバイクのハンドルの種類と、車検に問題なく通るために重要な「保安基準」について解説します。
バイクのハンドルの種類
バイクの代表的なハンドルの種類としては、「バーハンドル」と「セパレートハンドル」の2つが挙げられます。
バーハンドルは、純正ハンドルに採用されることが多く、1本のパイプを曲げて作られるシンプルな構造が特徴です。一方、セパレートハンドルはハンドルが左右に分かれているタイプで、スポーティなデザイン性の高さが特徴とされています。
バイクのハンドルの保安基準
前述したどちらのハンドルに交換する場合も、バイクの車検に通るにはハンドルの幅・高さ・取り付け位置などが定められた保安基準に適合している必要があります。以下は、「車幅」「高さ」におけるバイクの保安基準です。
純正ハンドルは原則としてこの保安基準およびバイクのモデルに合った長さや高さ、角度で取り付けられています。ハンドル交換を行なうことで、バイクのデザイン性や安全性の向上につながる場合もありますが、ハンドルによっては保安基準に適合しない可能性もあるため注意してください。
ハンドル交換を行なったバイクで「構造変更」の申請が必要な場合
車検が必要な排気量250嫩兇離丱ぅで、車検証に記載されている車体の構造から外れるカスタムを実施した場合は構造変更の手続きを行ないましょう。ここからは、構造変更手続きについて解説します。
構造変更とは
構造変更は、カスタムなどによって車検証に記載されたバイクの車体構造から変更が生じた場合に必要になる申請です。ハンドル変更の場合は、前述したハンドルの保安基準(車体幅プラスマイナス2cm、高さプラスマイナス4cm)以上の変更が生じた際に申請が必要になります。
ただ、上記の基準内に収まったカスタムなど、ハンドル交換を行なっても構造変更には該当しない場合もあります。
構造変更を行なうべきタイミングと注意点
構造変更時は車検と同じ検査を受け、新しい車検証を発行する必要があります。そのため、構造変更の申請は車検のタイミングと同時に行なうのがおすすめです。
なお、構造変更を車検と別の時期に行なうと、残っている車検期間がすべて無効になってしまうため注意しましょう。
構造変更に必要な申請書類
構造変更の申請に必要な書類としては、以下が挙げられます。
上記の書類に漏れや不備があると申請できない恐れがあるため、事前にしっかり準備しておくことが大切です。
構造変更や車検がバイクの売却に影響する可能性はある?
結論から述べると、構造変更や車検が査定に影響する場合はあっても、売却自体は問題なくできる可能性が高いといえます。ただし、構造変更の手続きをしていない場合、カスタムの内容によっては違法車両と見なされる可能性があります。違法車両扱いとなった場合は買取を拒否されてしまう恐れがあるため注意が必要です。
また、車検の残り期間が短い、もしくは期間が切れている車両は査定においてマイナス要素になる場合もありますが、売却自体は可能です。
そもそもハンドル交換済(カスタム済)のバイクは売却できる?
なかには、「ハンドルを交換したバイクはそもそも買い取ってもらえるのか?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。ここからは、ハンドル交換済のバイクの売却についてみていきましょう。
基本的には売却可能
ハンドル交換に限らず、カスタム済のバイクであっても基本的には買い取ってもらえるケースが多いでしょう。ただし、構造変更の申請をしていないバイクやカスタムによって状態が悪くなったバイク、法律違反になるカスタムをしているバイクは対象外となる可能性が高いといえます。
正式に構造変更の手続きなどを済ませているのであれば、ハンドル交換済のバイクであってもまずは相談してみるのがおすすめです。
カスタムを純正に戻す必要はない
売却を検討する際は、交換したハンドルを必ずしも純正に戻す必要はありません。
「純正戻し」と呼ばれる純正パーツに戻す作業は、場合によっては高い技術が必要です。無理に純正パーツに戻そうとすると、周辺の破損や傷につながる危険もあります。
破損部分があると査定金額が大幅に下がり、なかには買取不可となる可能性もあるため、不安な場合はカスタム状態のまま査定に出しましょう。
なかにはカスタムしていることが査定に良い影響を与える場合も
「カスタムバイク=査定額が低い」などとネガティブな情報は少なくありませんが、一方で、なかにはカスタムによって買取金額がアップする場合もあります。
例えば、人気メーカーのパーツを使っているケースや万人受けするようなカスタム、高級パーツを装着している場合は査定時に評価が高くなる傾向にあります。また、買取店の客層によっては、販売終了しているモデルを模した「旧車系カスタム」を施している場合も、査定評価が高くなるでしょう。
ハンドル交換済のバイクを売却する際のポイント
ハンドル交換をはじめとしたカスタム済のバイクを売却する際は、以下の4つのポイントを心がけるのがおすすめです。
純正パーツに戻さない場合でも、パーツ自体を査定時に持参することで、査定に好影響が期待できます。
また、価値の高いパーツがカスタムに使用されていれば、査定額アップにつながる可能性もあります。パーツやカスタムの価値を正しく査定額に反映させるためには、パーツに詳しい買取業者を選びましょう。
査定を受ける際は、整備記録やカスタムの記録など、バイクについての正確な情報を提出してください。整備記録があれば、バイクの信頼性が高まります。またカスタムについても、パーツ取り付けを業者が行なった記録が残っていれば、買取業者側も安心して買い取りやすくなります。
最後に、日頃から洗車やメンテナンスを行ない、バイクをキレイで良い状態を保っておくことが大切です。バイクの状態が良ければ、その分買取額が高くなることが期待できます。
まとめ
バイクのハンドル交換を行なう際は、車検を問題なく受けられるよう「保安基準」に収まる範囲を意識することが大切です。併せて、ハンドル交換に限らずバイクのカスタムを行なった際は、「構造変更」の手続きを行なうとよいでしょう。
ハンドル交換済のバイクであっても売却は可能で、カスタム部分を無理に純正パーツに戻す必要はありません。使用しているパーツやカスタムの内容によっては、査定に良い影響もあるでしょう。
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