バイクのスクリーンの傷やヒビの修理方法
バイクのスクリーンの傷を放置したまま運転すると、対向車のライトが乱反射して目が眩むため、転倒や接触などの交通事故に繋がりかねません。
また、小さな傷だから問題ないと思っていても、車検に通らない可能性も出てきます。
では、スクリーンにできてしまった傷やヒビは、どうすれば良いのでしょうか?
ちょっとした飛び石や転倒などでも傷がついてしまいます。しかし、その度に新品と交換していては、出費がかさんでしまうので、可能なら自分で修理したいですよね?
そこで今回は、バイクのスクリーンにできた傷やヒビの修理、補修方法と必要な費用についてご紹介します。
スクリーンの傷やヒビの修理・補修方法
小さな傷程度であれば、ポリッシュ剤を使って直すことが可能です。
ポリッシュ剤を使っての修復作業は、ただ傷が気になる箇所にスプレーを吹きかけるだけで完了なので、難しいことは一切ありません。
なお、傷部分に爪を当ててみて引っかかるようであればポリッシュ剤を、そうでない場合は、研磨を行います。
研磨する場合は、傷部分を耐水ペーパーで徐々に磨くことで、傷を浅くして行きます。
傷が浅くなった段階で、ポリッシュ剤やワックスなどを塗り込むと、光沢を取り戻すことができます。
また、傷ではなくヒビが入ってしまった場合は、アクリル用の接着剤を使って補修を行います。
バイクのスクリーンは、アクリル素材がほとんどなので、アクリル用の接着剤をヒビ割れ部分に垂らして乾燥させると作業は完了です。
なお、ヒビが細かい箇所はスポイトを使って、接着剤を注入するといいでしょう。
スクリーンの修理、補修の費用・工賃

スクリーンについた傷やヒビを自分で修理、補修する際に必要な費用は、傷の程度によって異なります。
傷が浅い場合に使用するポリッシュ剤の価格の相場は、1,000円前後です。
近所にホームセンターがあればそこで購入すれば良いですが、ない場合でもインターネットで探せばすぐに見つかります。
一方、傷が深い場合に使用する耐水ペーパーは、DIYやプラモデルなどホビー用の物で十分なので、200~500円程度で購入できます。
なお、研磨した後に光沢を出すために使うワックスは、1,000円以下から購入できますし、高くても2,500円程度の物で十分です。
最後に、ヒビ割れに使うアクリル用の接着剤は、安いもので数百円程度で購入できます。
まとめ
本記事は、2018年7月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。