故障を防ぐ!中古で買ったバイクを長く愛用するポイント
バイクには、生産が終了したものの人気の高いモデルが多くあるため、中古市場はとても熱いです。しかし、新品のバイクに比べると、どうしても中古のバイクは故障する可能性が高く、頻繁なメンテナンスが必要となります。ここでは、どのようにバイクを扱えば長く愛用できるのかについて、注意点をいくつかご紹介しましょう。
中古バイクの納車後に整備しておくべき項目
中古のバイクをもらうのではなく、バイクショップにて購入したからと言って、必ずしも故障箇所がない訳ではありません。そのため、以下の項目はしっかりと整備してから乗車するようにしましょう。
ブレーキの点検
ブレーキで確認しておきたいのは以下の3点です。
ブレーキがきかないと、大事故につながる可能性が高いため、必ず乗車前に、ブレーキに問題がないかどうかを確認しておきましょう。
プラグ点検
エンジンの点火に必要な部品がプラグです。火花がしっかりと飛ぶかどうかの確認が必要です。
タイヤ交換
タイヤの溝がないと、スリップなどの危険性が高くなります。
エンジンオイル交換
エンジンオイルがなかったり、汚れていたりすると、エンジンが焼き付きを起こすため、新しいエンジンオイルにしておきましょう。
その他にも、バッテリーや冷却水などを確認しておくのが良いでしょう。また、ネジが緩くなっていることもあるため、締め直しをしておくと、更に安全にバイクに乗ることができます。
中古バイクに乗り続けるために注意すること

納車時に一通り点検を行った後は、定期的な点検を継続することで、長く愛車に乗り続けることができるでしょう。また、定期点検のほかにも、以下のような注意が必要です。
洗車
バイクが汚れたままだと、キズやサビをつくる原因となります。定期的に洗い、キレイに保ちましょう。
バイクの保管方法
バイクは雨水や風の影響で、使用しなくてもサビやキズのリスクが高まります。カバーをかけるなど、保管方法を徹底することで、バイクの劣化が防げるほか、防犯の効果も期待できるでしょう。
日常点検
タイヤの状態やエンジンオイルなど、簡単に確認できる部位は頻繁に点検をすることをおすすめします。劣化を防ぐだけでなく、安全にバイクを使用できるようになります。
6カ月ごとの定期点検
バイクの法定点検は12カ月ごとに行う決まりですが、中古バイクは劣化が早まる可能性を考え、6カ月ごとに点検を行うのがおすすめです。プラグや冷却水など、普段点検できない部分を徹底的に確認しましょう。
バイクショップで点検してもらう
セルフでのメンテナンスも重要ですが、不安がある場合はバイク整備のプロに点検を依頼することで、普段見つからない不具合を見つけられる可能性があります。
このように、日頃からバイクをしっかり管理することで、バイクの寿命は延びるでしょう。
まとめ
本記事は、2018年3月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。