バイクのキルスイッチの故障・不良の症状と修理方法
バイクの非常時にエンジンを強制的に切ってくれるキルスイッチ。もしキルスイッチが作動しなければ、2次被害がでるリスクもあるため、正常に動いてくれなければいけません。しかし、使う機会が少ない場所でもあるため、仕組みなどを把握していない人もいるのではないでしょうか。
今回はキルスイッチについてご紹介しましょう。
キルスイッチの仕組みを知ろう!
キルスイッチにはスロットルが戻らないときにバイクを停止させる役割があります。
仕組みは、イグニッションコイルや燃料噴射装置への信号を遮断するための装置であり、エンジンの点火系統をカットしています。キルスイッチがついている理由として、バイクが事故を起こしたときに2次被害を抑制する役割があります。たとえば以下のような場合にキルスイッチは使用します。
事故や故障をした場合でも、キルスイッチがあればすぐに動作を止めることができます。
キルスイッチの故障や不良が起きたときの症状
キルスイッチに異常があると、以下の症状が発生します。
キルスイッチがエンジンの点火系統と関係しているので、異常があるとエンジンの点火に影響を及ぼします。そのため、エンジンに不調を感じた場合は、キルスイッチの故障も疑ってみるのが良いでしょう。

キルスイッチの修理や交換する方法
キルスイッチの交換は以下の手順で行います。
キルスイッチが正常に稼働すれば、取り付け終了です。以下の点に注意して作業をしましょう。
とくに、ネジの締まりが甘かったり、カプラーが入っていなかったりすると、キルスイッチを正常に使えなくなる可能性があるので注意が必要です。確実に修理や交換をするには、専用のバイクショップで直してもらいましょう。
まとめ
本記事は、2018年3月15日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。