バイク傷の補修に!タッチアップペンが本領発揮!
塗装された面が傷ついた場合、極度な浅い傷であればコンパウンドで研磨して消すことができます。しかし、深く傷がついてしまっている場合、塗装面まで剥がれ、研磨だけでは消せないことがほとんどです。その場合、塗装をし直すか、細かい傷であればタッチアップペンで補修する方法が考えられます。そこで今回は、タッチアップペンを使った補修方法について分かりやすく解説します。
タッチアップペンで補修できる傷、できない傷
タッチアップペンは、傷の簡易的な補修方法です。タッチアップ補修が可能な傷は、線傷のような細かい傷です。研磨のみでは消えない傷に適していますが、局所的な傷には対応できても広範囲に付いてしまった傷には対応できないケースが多いため、注意してください。あくまでも、ペンで塗れる程度の傷に使用するものと覚えておきましょう。
タッチアップペンでの補修の仕方

タッチアップペンで傷を補修する際は、必ず下地処理を行ってからタッチアップペンを使用しましょう。下地処理は、きれいな仕上がりの度合いに直結します。
補修後は、市販のガラスコートを吹きかけることでさらに光沢が増し、仕上がりが向上します。また、タッチアップペンでの作業は時間と手間がかかるため、作業に自信がない方はバイクショップへ依頼するのがおすすめです。
バイク用タッチアップペンを使おう
タッチアップペンは自動車(四輪車)用やバイク用などさまざまな製品が販売されていますが、仕上がりをバイク塗装の質感に近づけるには、やはりバイク用のタッチアップペンを使用することをおすすめします。特に、バイクメーカーから自車と同様のカラー名で販売されているタッチアップペンがあれば、仕上がりの発色は自車のボディに近くなりやすいでしょう。「一見似ている」「近い色だから」といった理由で適当なタッチアップペンを選ぶと、仕上がりが周囲から浮きやすくなるため、注意してください。
まとめ
本記事は、2019年4月26日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。