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バイクのチェーンカットの方法

エンジンからの動力を伝えるのに重要な役割を持つチェーン。たるんでくると、燃費の悪化などにつながるので交換が必要になります。今回は、チェーンを交換するときに必要な道具であるチェーンカッターについてご紹介しましょう。

チェーンカッターとは?

チェーンカッターは、バイクのチェーンを好きな部分で、切断や接続するのに使う工具です。カッターという名前がついていますが、刃でチェーンを切るのではなく、チェーンの軸棒を押し出したり、圧入したりしてチェーンを調整します。ネジをくるくる回すことで、ピンの長さが変わり、軸棒を押し出してくれるという原理です。チェーンカッターは単品での販売もありますが、以下のセットを選ぶと大変便利でしょう。

  • カッター
  • 圧入工具
  • カシメ

チェーン交換やメンテナンスで、カットをするだけということはないため、このようなセットがおすすめです。また、チェーンは、大型や中型などによって軸棒の大きさも違うため、幅広いチェーンに対応したチェーンカッターセットを探すと使い勝手が良いです。

バイクのチェーンカットの方法

バイクのチェーンカットの方法

チェーンには「カシメタイプ」と「クリップタイプ」があります。クリップタイプは、交換のときにチェーンカッターを使いませんが、長さ調整で使用するのでカット方法を見ておきましょう。

用意するもの

  • チェーンカッター
  • 手袋
  • グラインダー
  • センタースタンド

作業手順

  1. センタースタンドでバイクを固定する
  2. チェーンの軸棒の頭をグラインダーで削り平らにする
  3. 削った軸棒にチェーンカッターをセットする
  4. チェーンカッターで軸棒を押し出す

チェーンカッターがない場合は、金属ヤスリでも代用が可能ですが、時間がとてもかかります。たとえば100円均一ショップの金属ヤスリでは、複数本使わなければ削りきれない可能性もあるでしょう。

チェーンカッター使用の際の注意点

チェーンカッターを使う際は以下のポイントに気をつけましょう。

  • チェーンカッターの使い方を間違えると破損の原因となるので取り扱いに注意する
  • チェーンの軸棒がなかなか抜けない場合は頭が削れていない可能性があるので、無理に力を加えないようにする

チェーンカッターは力ずくで軸棒を抜いているわけではありません。また、チェーンカッターの組み合わせを間違えると、軸棒が抜けないだけでなく、チェーンカッターを壊してしまいます。チェーンをカットするときは、無理をせず丁寧な作業を心がけましょう。

まとめ

  • チェーンカッターはチェーンの交換や長さ調整の際に必要な道具
  • チェーン交換や長さ調整時にはグラインダーがあると作業がスムーズ
  • 取り扱いに注意しなければチェーンやチェーンカッターの破損につながるので注意する

本記事は、2018年9月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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