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バイクシートは合皮と本革どっちが良い?メリット・デメリットを解説

靴や財布等もそうですが、バイクシートに使われている革にも、本革と合皮があります。それぞれの素材によって特徴が違うため、メリットとデメリットを理解すれば、自分の乗り方にあったシートを選ぶことができるでしょう。ここでは、本革と合皮それぞれの特徴をご紹介しましょう。

合皮のバイクシートのメリット・デメリット

合皮のバイクシートのメリット・デメリット

バイクシートを合皮にすると、以下のメリットがあります。

メリット

  • 色や質感の選択肢が多い
  • 本革に比べると安価
  • メンテナンスが簡単
  • 耐水性があり、汚れにも強い
  • 軽い

合皮のシートは本物の牛革のような質感から、クロコダイルやヒョウ柄、市松模様やデニム柄など変わったものまで自在に質感が選べ、色にもバリエーションがあります。また、本革に比べると安価でメンテナンスがとても簡単なので、初心者ライダーや屋外にバイクを保管している方でも安心して使用できます。

デメリット

  • 長持ちしない
  • 革独特の経年変化による味わいがでない
  • 熱に弱い

合皮は本革のような、色の変化などを楽しむことはできません。また、素材がポリ塩化ビニルやポリエステルなので熱に弱く、劣化すれば交換する必要がでてくるでしょう。

本革のバイクシートのメリット・デメリット

合皮と違い、本革には以下のメリットがあります。

メリット

  • 長持ちする
  • 経年変化による味わいが増す
  • 小さな傷なら自然に回復する
  • 使っているうちに形がなじんでくる

本革は耐久性に優れており、また、長期間使えば本革特有の色つやが出てきます。本革は使用者のメンテナンス方法や使用方法によって風合いが変わるので、同じバイクシートを使っていても、オリジナリティあふれる外観に仕上げていくことができます。次にデメリットを見てみましょう。

デメリット

  • 定期的なメンテナンスが必要◇水にぬれて放置すると水染みができてしまう
  • 合皮に比べ高価である
  • 雨天走行時は防水カバーを取り付ける必要がある

本革は水にぬれると、革に染み込んだ部分の色が変色してしまいます。また、メンテナンスをしていないとひび割れなどを起こし、硬くなり、見た目や使い心地が悪くなってしまいます。メンテナンスには皮革用クリームや防水スプレーなどが必要となり、雨のときはたとえ防水スプレーをかけていても、防水カバーを装着しての走行が望ましいです。バイクのメンテナンスをする時間が確保でき、見た目をドレスアップさせたい場合はおすすめですが、メンテナンスの時間がとれない場合やオフロードなどでの使用が多い場合には適さないでしょう。

まとめ

  • 合皮は安価でメンテナンスが簡単などのメリットがある
  • 合皮は熱に弱く劣化すれば交換しなければならないデメリットがある
  • 本革はメンテナンスをすれば長持ちし、小さな傷でも自然修復できるメリットがある
  • 本革は水に弱く、メンテナンスが必要であるなど手間がかかるデメリットがある

本記事は、2018年8月31日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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