バイク車検における構造変更とは?手続き方法や必要な書類
マフラーを交換したり、車体の全長・高さなどを変更したりして、バイクカスタムを楽しんでいる方は多いのではないでしょうか?
しかし、実はバイクをカスタムした場合は陸運局へ「構造変更申請」を出す必要があります。「構造変更とは何か」や「カスタム内容による構造変更の有無」について知識を蓄えていきましょう。
構造変更とは「カスタムなどによる変更」を知らせるための手続き
構造変更とは、「登録された書類の内容に変更があったこと」を知らせるための申請です。構造変更は車検が必要なバイクで申請が義務づけられていますが、軽微な変更点なら構造変更申請は不要です。
また、構造変更申請をすると申請日から起算して2年後が車検満了日となるため、次の車検まで期間が残っていたとしても残りの日数が抹消されてしまうので注意しましょう。
一般的には車検と同時に構造変更を申請しますが、カスタムなどを行った場合はカスタム後15日以内に申請を出さなければいけません。そのため、これからカスタムをしたいと考えている方は車検満了日の15日前を目安にカスタムを行うと、構造申請によって次の車検までの日数を無駄にせずに済みます。
構造変更の申請が必要となるケース
構造変更は、主に排気量400cc以上の、車検が必要なバイクで申請しなければいけない手続きです。構造変更の申請が必要となるケースを確認していきましょう。
ちなみに、構造変更によく似た申請に「改造申請」がありますが、これは車検が必要ないバイク(排気量250cc以下のバイクなど)で必要となる手続きなので、混同しないよう注意してください。

構造変更の申請・手続き方法
構造変更申請を行うには、管轄の運輸支局や自動車検査登録事務所へバイクを持ち込みます。必要書類とバイクを持ち込み、検査を受けることで手続きは完了です。
構造変更の申請に必要な書類を確認しましょう。
構造変更では多くの書類が必要となるため、個人での申請に不安がある方はバイク専門店や代行業者への依頼を検討するのが安心です。
まとめ
最後に、構造変更について大切なポイントをおさらいしましょう。
本記事は、2017年12月25日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。