バイクの自賠責保険で発行されるステッカー（シール）の貼り方｜グーバイクマガジン -公式サイト-

自賠責保険加入時に入手したステッカー（シール）はどこに貼ればいいのでしょうか。自賠責保険のステッカーについてご紹介します。

自賠責保険に加入すると発行されるステッカー

自賠責保険に入るとステッカーが発行されます。

• 原動機付自転車（原付）・250cc以下のバイク…自賠責保険ステッカー
• 250cc以上のバイク…車検ステッカー

原付や250cc以下のバイクは自賠責保険のステッカーが渡されます。正式名称は保険標章と呼ばれます。250cc以上のバイクの場合は自賠責保険ステッカーではなく車検ステッカーを貼り付けるので、混同に注意しましょう。

ステッカーってどこに貼ればいい？

ステッカーの貼り方は、国土交通省によって公表されています。

• 原動機付自転車…ナンバープレートの見えやすい位置
• 250cc以下のバイク…ナンバープレートの左上部

自賠責保険の更新で、前のステッカーが貼ってある場合、必ずしも以前のステッカーを剥がすという決まりはありません。重ね貼りをして以前のステッカーを見えなくする形でも、違反にはなりません。ただ、重ね貼りをすると新しいステッカーが剥がれやすくなる可能性があります。

すでに貼ってあるシールを剥がすには、シール剥がしの溶剤とヘラを使うのがおすすめです。

ステッカーは絶対貼ろう！貼らないと罰則がある場合も…

公道を走るときは、ナンバープレートにステッカーが貼られていて、なおかつ自賠責保険の証明書を携帯している必要があります。もしステッカーを貼っていなかったり、自賠責保険の証明書を携帯せずに走行したりした場合は、30万円以下の罰金が科せられます。実際には、ステッカーが貼られていなくても、証明書を携帯しており自賠責保険に加入していることが証明できれば罰金が発生することは少ないと言われています。ただ、対応する警察官の対応次第では罰則が科せられる可能性がありますので、ステッカーは確実に貼り付けましょう。

ステッカーを紛失した場合は、簡単に再発行が可能です。加入している保険会社の最寄りの支店に電話をして再発行依頼ができます。自賠責保険証明書と印鑑を持参すれば、再発行してもらえます。

まとめ

• 原動機付自転車と250cc以下のバイクには自賠責保険のステッカーが発行される
• 原動機付自転車はナンバープレートの見える位置にステッカーを貼る
• 125ccから250ccのバイクはナンバープレートの左上にステッカーを貼る
• ステッカーを貼っていないと警察に呼び止められやすくなる。最悪30万円の罰金。
• ステッカーを紛失したときは再発行する

本記事は、2017年11月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。