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バイク用ETCの外し方は?バイクを売るときにETCはどうする?

バイクの乗り替えや売却時に、取り付けたままのETCをどうすればいいか悩んでいる方はいませんか?ETCに登録した個人情報や査定額への影響など、気になる点も多いですよね。ここでは、バイク用ETCの取り外し方や工賃、売却時のETCの扱い方について解説します。

バイク用ETCの取り外しはプロに依頼しよう

バイク用ETCの取り外しは個人でやらずに、整備工場や専門のバイクショップに依頼したほうがいいでしょう。特にバイクの乗り替えでETCの移設が必要な場合、再セットアップは認可を受けたバイクショップ(二輪ETC取り扱い店)しかおこなうことができないので気をつけてください。
取り外し作業のみの場合も、以下の理由から専門店にお願いしたほうが安心です。

バイク用ETCは配線が複雑

バイク用のETCには「一体式」と「セパレート式」の2種類があります。いずれも配線が複雑なので、取り外しには専門知識が必要になります。

一体式は、カードリーダー(ETCの本体となる部分)と電波を送受信するアンテナがETC本体に搭載されているタイプのETCです。セパレート式と比べると配線はやや単純ですが、ハンドルに取り付けるので操舵性が下がります。また、転倒時の破損や、目立つ場所に設置するため、盗難に遭いやすいなどのデメリットもあります。

セパレート式は、カードリーダーとアンテナ部分が分かれているETCです。カードリーダーは主にメットインやシート下に設置し、アンテナ部分はハンドル周辺に取り付けるのが一般的です。機器が分かれているので盗難に遭いにくいというメリットはありますが、一体式よりも配線が複雑になっています。

スカイウェイブ250 ETC取り外し
スカイウェイブ250 ETC取り外し
スカイウェイブ250 ETC取り外し

出典元:スカイウェイブ250 ETC取り外し

バイク用ETCの取り外しを個人でおこなうと、配線処理を誤って電気系統の故障を招いたり、バイクのボディを傷めたりする可能性があります。専門知識がない人は、プロに依頼したほうが失敗なく取り外すことができます。

ETCの取り外しにかかる工賃

ETCの取り付けにかかる工賃はバイクショップによって異なりますが、3,000円~5,000円の取り付け料に約3,000円のセットアップ料を加えた約6,000円~8,000円前後が相場です。ただし、ネイキッド、オフロード、アメリカンなど、バイクのスタイルや車種、ETCのタイプ(一体式、セパレート式)によって工賃が変わる場合もあります。

ETCの取り外し工賃のみを知りたい場合、「取り付けの工賃の半額」を目安にできます。ETCの取り外しでカウルやタンクの脱着を伴う場合は、別途工賃が発生するのかどうか、あらかじめバイクショップに問い合わせておくといいでしょう。

バイクを売るときはETCを外す?外さない?

バイクを売るときはETCを外す?外さない?

バイクを売ろうと思っている人の中には、ETCを取り外すかどうかで悩んでいる方もいるでしょう。ETCは新品を購入すると本体のみで約30,000円と高価なので、移設できるようであれば取り外しておいたほうがいいでしょう。ただし、現在使用しているETCが新しいバイクに対応していないと移設できないので、事前に対応車種を確認しておく必要があります。

ETCの移設が困難だと、新たにETC本体を買い直さなければなりませんが、近年は純正のETC搭載車や、オプションでETCが搭載される車種も増えています。ETCの取り外し工賃や本体の購入費用、乗りたいバイクなどをよく吟味して、納得のいく選択をしましょう。

バイク用ETCが高価な理由

バイク用のETCは、走行時のダメージを考慮して、頑丈かつ精密に設計されています。車内に取り付ける自動車用のETC車載器に比べると「防水性」「防塵性」「耐振動性」などに優れ、適切に装着されていれば雨風や振動などが原因で故障することはありません。

自動車用のETC車載器本体が5,000円前後であるのに対し、前述のとおり、バイク用のETC車載器は30,000円前後が相場です。乗り替えたバイクにETCを取り付ける予定がある方は、取り外しや移設にかかる料金と、新たにETCを買い直す場合の料金をよく比較してください。

ETC付きで売ると査定額に影響する?

ETCを付けたままバイクを売っても、査定額が高くなることはありません。そのため、ETCを再利用する予定があれば、買い取り日までにバイクショップへ取り外しを依頼しておきましょう。バイクの売却後にETCを利用する予定がない場合は、ETCを取り外さないままバイクを売っても問題ありません。取り外しにかかる費用の節約にもなります。

ETCを外さない場合は登録解除が必要

いままで使ってきたETCには、バイクの車両情報が登録されています。ETCを取り付けたままでバイクを売却する場合は、必ず「ETC車載器の登録解除」をおこなってください。『二輪車ETC登録事務局』に問い合わせれば、登録解除できます。

まとめ

  • バイク用ETCは外し方が複雑で、個人で取り外すと電気系統やボディを傷める可能性があるので、プロに依頼するのがおすすめ
  • バイク用ETCの取り付けをバイクショップへ依頼した場合の工賃は3,000円~5,000円(取り外す場合は取り付け工賃の半額)が目安
  • バイク用ETCは、移設予定があれば売却までに取り外しておく
  • バイク用ETCを取り付けたままバイクを売っても、査定額(買い取り額)は変わらない
  • ETC車載器を取り付けたまま売る場合は、「ETC車載器の登録解除」を届け出る必要がある

本記事は、2020年4月21日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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