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【2025年版】バイク引っ越し完全ガイド!運び方・費用相場・住所変更の期限まで

バイクを引っ越し先に運ぶ際には通常の家財とは異なり、特有の手続きや運搬方法が必要になります。

本記事ではバイクを引っ越し先に運ぶための手続きや運搬方法の種類、費用相場を徹底解説します。

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バイクの引っ越しでやるべきこと一覧

バイクを引っ越し先に運ぶ際には、大きく分けて「置き場所の確保」「運搬方法の決定」「住所変更」の3つの手順を踏みましょう。

1.置き場所の確保

引っ越しするには、バイクを保管する場所が必要です。車庫やガレージ、駐車場、駐輪場など、引っ越し先の住居、またはその周辺にバイクの保管場所があるかを調べましょう。

2.運搬方法の決定

バイクの運搬方法には、おもに「自走する」「引っ越し業者に依頼する」「バイク輸送専門業者に依頼する」の3つがあります。引っ越し前にどの方法で運搬するかを決めておきましょう。

3.住所変更

引っ越し先が決まったら、バイクの住所変更の手続きが必要です。バイクは排気量ごとに手続きを行なう場所や必要書類が異なるため、事前に確認しておきます。

これら3つの手順について、それぞれ詳しく解説します。

引っ越し先でのバイク置き場を確保するポイント

引っ越し先でのバイク置き場を確保するポイント

引っ越し先でバイクの置き場を確保する際は、まず引っ越し先の物件にバイク置き場があるかを確認し、なければ外部の駐車場を探しましょう。

引っ越し先のバイク駐輪可否を確認する

引っ越し先を決めるときには、バイクを止められる物件かどうかを最優先で確認してください。

不動産サイトなどを見ると、「バイク置き場あり」「バイク駐輪可」などと記載されている物件があります。ただし、実際には125cc以下限定など原付のみに制限しているケースも多く、それ以上の排気量のバイクの引っ越しを考えている場合には注意が必要です。

自身が所有しているバイクを確実に置けるかどうかは、物件を決める段階で管理会社・オーナーに相談しておきましょう。

外部の駐輪場・ガレージを探す

バイクを引っ越し先の物件に置けない場合、外部のバイク駐車場などを利用する方法があります。選択肢として、バイク専用駐車場・バイク用コンテナ・公営駐輪場・車用の駐車場などがあります。それぞれの費用相場と特徴は以下のとおりです。

・バイク専用駐車場

屋根のない月極駐車場の一角に、バイク専用の駐車スペースが設けられていることがあります。利用料金は月額3,000円~5,000円ほどと比較的安価で、駐車スペースに収まれば排気量に関係なく駐車できます。ただし、場合によっては自宅から遠い場所になる可能性があり、不便に感じることもあるでしょう。また、屋根がない駐車場では雨風にさらされること、盗難やいたずらの被害に遭う可能性がある点には注意が必要です。

・バイク用コンテナ(レンタルガレージ)

専用コンテナで保管するため、雨風によるバイクの傷みを防ぐことができます。また、施錠が可能で、監視カメラも設置されているなど防犯性にも優れています。ただし、利用料金は月額1万円~1万5,000円と比較的高めの傾向です。

・公営駐輪場

駅前などに設置されている公営駐輪場のなかには、バイクを駐車できるところもあります。利用料金が月額2,000円~3,000円ほどとリーズナブルなのが最大の魅力です。しかし、その分人気が高く、空きが出るまで待たなければならない場合もあります。また、多くの人が出入りできる構造上、盗難やいたずらに遭うリスクがある点にも注意が必要です。

・車用の月極駐車場

一般的な車用の駐車場を契約する方法です。車用のスペースを利用するため、排気量の大きなバイクでも駐車しやすく、複数台の利用にも適しています。ただし、なかにはバイクの利用を禁止しているケースもあるため、必ず契約前に確認が必要です。利用料金は月額8,000円~3万円程度と幅があります。防犯面は自身で対策を講じる必要があります。

大切なバイクを守るためのチェックポイント

大切なバイクを守るためには、以下のようなポイントをチェックして駐車場を選びましょう。

  • 屋根があるか、または雨風から守れる構造か
  • 防犯カメラが設置されているか
  • 照明があり夜間も明るく、死角がないか
  • 外部からの侵入を防止するゲートがあるか
  • バイクを固定できるロックアンカーなどの設備があるか
  • 敷地がアスファルト舗装か砂利か、水はけは良いか

バイクを運ぶ方法と費用相場

バイクを運ぶ方法と費用相場

引っ越し先にバイクを運ぶ方法を、「自走」「引っ越し業者」「輸送専門業者」の3つに分けて説明します。安全性・コスト・手間のバランスを考慮し、最適な方法を選びましょう。

自走で運ぶ場合

自走では、業者に支払う費用がかからないためコストが最小で済むのが最大のメリットです。また、都合の良いタイミングで出発でき、自分のペースで移動できる自由度の高さも魅力です。バイク好きの方にとっては、新生活の記念ツーリングとして移動を楽しめるでしょう。

ただし、長距離になると心身の負担が大きく、雨や雪、強風など天候によっては運転の難易度が上がる点がデメリットです。

また、自走の場合はコストが抑えられるとはいえ、実際にはガソリン代、高速道路料金などさまざまな費用がかかります。特に遠方の場合は、費用の総額が引っ越し業者や輸送専門業者に頼むより高くなることもあるため注意しましょう。

自走で運ぶ場合の費用例

・ガソリン代:

移動距離300km、燃費30km/L、ガソリン代160円/Lの場合、(300÷30km/L)×160円/L=1,600円

・高速道路料金:

東京IC~名古屋ICでは通常料金約7,500円、バイク料金約6,000円(普通車料金の8割で計算)

・フェリー料金(北海道、四国、九州、沖縄などへの移動で必要):

東京~北九州(オーシャン東九フェリー)の場合、運賃約1万円、バイク運送費約1万円(750cc未満)

・宿泊費(長距離移動では安全のために宿泊が必要な場合もあります):

ビジネスホテル約1万円

引っ越し業者に依頼する場合

引っ越し業者に家財とまとめてバイク輸送を依頼するため、手続きが一回で済み、スケジュール調整がしやすいのがメリットです。

バイク輸送の料金はオプション料金として加算されるのが一般的で、1万5,000円~4万円ほどが目安です。ただし、業者によっては提携しているバイク輸送専門業者に外部委託するケースもあり、その場合は手数料が余計にかかり高額になる可能性があります。

また、遠距離の引っ越しでは家財の到着とバイク到着のタイミングがずれる可能性があります。そのため、バイクの到着時間を荷ほどきのスケジュールと合わせるなど、事前に調整しておきましょう。

バイク輸送専門業者に依頼する場合

専門業者はバイクの取り扱いに慣れているため、輸送中の車体損傷リスクが少ないのが大きなメリットです。また、専門業者は一般的に複数顧客のバイクをまとめて運ぶため、利用料金も比較的安く抑えられる傾向にあります。

専門業者の料金は「ドアtoドア(自宅から新居)」「デポtoデポ(営業所持ち込み・引き取り)」に大別され、通常はデポtoデポのほうが安く済みます。

料金はおもに排気量と輸送距離で決まり、排気量別(ドアtoドア)では50cc以下で1万2,000円~2万5,000円、51~125ccで1万5,000円~3万円程度、125~250ccで1万8,000円~3万8,000円程度が目安です。

また、輸送距離別(ドアtoドア)では東京~神奈川(50km)で2万2,000円~3万円、東京~大阪(500km)で3万円~4万5,000円、東京~福岡(1,100km)で4万5,000円~6万5,000円程度が相場となっています。

ただし、専門業者はバイクの引き取りから到着まで1~2週間程度かかることがあり、引っ越し日に到着が間に合わないことがあります。専門業者に依頼する際は、見積もり時に引取日・保証内容などを確認しておくと安心です。

住所変更の手続きと注意点

バイクの住所変更は、引っ越し後15日以内に行なう必要があります。15日以内の手続きを怠ると50万円以下の罰金が科される可能性や、バイクの安全性に関するリコール通知が未達になるリスクがあるため注意しましょう。

バイクの住所変更は、以下のように排気量別に手続き先・必要書類が異なります。

排気量区分 手続き先 おもな必要書類
原付(~125cc) 引っ越し先の市区町村役所
  • 軽自動車税廃車申告書兼標識返納書(廃車申告書)
  • 標識交付証明書(紛失した場合は不要)
  • ナンバープレート
  • 本人確認書類(運転免許証、保険証、マイナンバーカードなど)
  • 印鑑
軽二輪(126~250cc) 引っ越し先の管轄運輸支局
  • 軽自動車届出済証
  • 自賠責保険証(自動車損害賠償責任保険証明書)
  • 新住所の住民票(発行から3ヵ月以内)
  • ナンバープレート(引っ越し前後で管轄する運輸支局が異なる場合)
  • 本人確認書類(運転免許証、保険証、マイナンバーカードなど)
  • 印鑑
  • 現金(1,000円程度:ナンバープレート代)
小型二輪(251cc~) 引っ越し先の管轄運輸支局
  • 車検証(自動車検査証)
  • 自賠責保険証(自動車損害賠償責任保険証明書)
  • 新住所の住民票(発行から3ヵ月以内)
  • ナンバープレート(引っ越し前後で管轄する運輸支局が異なる場合)
  • 本人確認書類(運転免許証、保険証、マイナンバーカードなど)
  • 印鑑
  • 現金(1,000円程度:ナンバープレート代)

※必要書類は一般的なものです。念のため各窓口(役所、運輸支局)のホームページなどで確認してください。

原付(~125cc)の住所変更手続き

125cc以下のバイクは、引っ越し先の市区町村役所で手続きを行ないます。住所変更手続き自体に手数料はかかりません。

おもな必要書類

  • 軽自動車税廃車申告書兼標識返納書(廃車申告書)
  • 標識交付証明書(紛失した場合は不要)
  • ナンバープレート
  • 本人確認書類(運転免許証、保険証、マイナンバーカードなど)
  • 印鑑

なお、同市区町村内の引っ越しなら転居届を提出するだけで住所が自動変更されます。バイクの住所変更は引っ越し後15日以内に行ないますが、自身の転居届は14日以内が期限です。

軽二輪(126~250cc)の住所変更手続き

126~250ccの住所変更手続きは、引っ越し先の管轄運輸支局で行ないます。引っ越し後に管轄の運輸支局が変わる場合、ナンバープレートを返納し、新しいナンバープレートの交付を受ける必要があります。引っ越し後も管轄する運輸支局が同じ場合、ナンバープレートの変更は不要です。

ナンバープレートの発行手数料は自治体により異なる可能性がありますが、600円ほどが目安です。念のため少し多めに用意しておきましょう。

おもな必要書類

  • 軽自動車届出済証
  • 自賠責保険証(自動車損害賠償責任保険証明書)
  • 新住所の住民票(発行から3ヵ月以内)
  • ナンバープレート(引っ越し前後で管轄する運輸支局が異なる場合)
  • 本人確認書類(運転免許証、保険証、マイナンバーカードなど)
  • 印鑑
  • 現金(1,000円程度:ナンバープレート代)

小型二輪(251cc~)の住所変更手続き

251cc以上のバイクは126~250ccの場合と同様、引っ越し先の運輸支局で手続きを行ないます。

126~250ccとの違いは車検証が必要になる点です。また、251cc以上のバイクで廃車済みの場合、車検切れ状態となるため、住所変更の際に中古新規検査を受ける必要がある点にも注意が必要です。自賠責保険料・重量税・検査手数料も同時に必要になります。

おもな必要書類

  • 車検証(自動車検査証)
  • 自賠責保険証(自動車損害賠償責任保険証明書)
  • 新住所の住民票(発行から3ヵ月以内)
  • ナンバープレート(引っ越し前後で管轄する運輸支局が異なる場合)
  • 本人確認書類(運転免許証、保険証、マイナンバーカードなど)
  • 印鑑
  • 現金(1,000円程度:ナンバープレート代)

引っ越しを機にバイクを買い替える選択肢もあり

引っ越し時のバイクの輸送費や整備費などを考えると、買い替えたほうが合理的なケースがあります。そろそろ新しいバイクが気になっているという方は、引っ越しのタイミングで現在所有しているバイクを買取に出し、新居での生活が始まったら新たにバイクを購入するというのも一つの手です。

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まとめ

バイクの引っ越しでは、大きく分けて「置き場所確保」「運搬方法決定」「住所変更」の3つの手順を踏みます。引っ越し先の物件にバイクを置けない場合は、外部の駐車場を探す必要があります

運搬方法は「自走」「引っ越し業者」「バイク輸送専門業者」の3つを紹介しましたが、手間を省きたい場合は業者を選ぶとよいでしょう。

引っ越し後は15日以内にバイクの住所変更を行ないますが、手続き先や必要書類は排気量によって異なるため事前に確認しておいてください。

バイクの輸送費用や整備費を考えると負担が大きいと感じる場合は、引っ越しを機にバイクを売却し、買い替える選択肢もあります。まずはグーバイク買取の相場検索を利用して、愛車の価値を把握してみてはいかがでしょうか。

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