元祖「カタナ」GSX1100Sとその仲間を振り返る

元祖カタナ

GSX1100S

1980年にドイツ・ケルンショーで発表されて以来、世界中で熱狂的なファンを生んだスズキの名車。長らく輸出モデルとしてのみの生産だったが、1994年に国内仕様が投入された。
中古相場価格:75.6万~268万円
(Final Editionを除く)

世界に衝撃を与えた
GSX1100S

「新型もいいけれど、やはりカタナといえばGSX1100Sをはじめとしたモデル!そう思っている読者も多いことだろう。ここでは今も中古車市場を賑わせる人気モデルをあらためて紹介したい。」

GSX1100S
Final Edition

2000年に1100台限定で発売。シリアルナンバーがついた他、エンジンやホイールをブラックアウトし、特別感を演出。しかもホイールは新形状で、チューブレスタイヤを採用。
中古相場価格:216万~260万円
(Final Edition)

中古車価格沸騰中
GSX1100S

独自の「進化」を遂げたナナハン

GSX750S

1型(前期)
1型(後期)

国内仕様として投入されたナナハンは、低めのセパレートハンドルとスクリーンの許可が当局から下りず、ご覧のスタイルに・・・。後期型ではスクリーンは装備されている。中古相場価格:26万~108万円(1型)

2型
2型

スクリーンは装備されたのだが、なぜかフロントホイールが16インチに・・・。当時の流行とはいえ、カタナの重厚感がなくなってしまったような。中古相場価格:45.4万~98.8万円(2型)

3型
4型

3型(&4型)はこれまでとは全く違うスタイルにモデルチェンジ。GSX750E4をベースに、ゴールドの角型パイプフレームにリヤモノショックを採用。さらに印象的なリトラクタブルヘッドライトを採用。翌年には4型を発表するが、発売期間は2年と短命に終わった。
中古相場価格:49.8万~89.9万円(3~4型)

「小刀(コガタナ)」とは呼ばないで!!
中型モデルは水冷エンジン搭載で切れ味抜群!

GSX250S

GSX250S

GSX-R250系の水冷直列4気筒エンジンを搭載。本格的なロードスポーツとして人気を博した。3本キャストホイールや集合管タイプのマフラーなど、独自装備も充実している。
中古相場価格:12万~63.8万円

GSX400S

250が独自デザインを持つ装備を有していたのに対し、400は星型キャストホイール(タイヤはチューブレス!)や左右出しメガホンマフラーなど、1100のスタイルを忠実に再現。
中古相場価格:21.9万~74.8万円

GSX400S

※中古車相場価格はグーバイク調べ(2019年6月)。

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