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オールマイティーこそCBの醍醐味!

走って、イジって、便利!!
オールマイティーこそCB醍醐味!

ロードスポーツがどうあるべきかという課題にホンダが本気で取り組んだCBシリーズは、抜群の走行性能も備えている。サーキットでもツーリングでも、その安心感を求めるライダーは後を絶たない。

走れるCB

初代CBであるベンリイCB92スーパースポーツが「市販スポーツモデル」としてリリースされたことからも分かるように、CBの根底にはスポーツというDNAが組み込まれている。しかしそれは単純なスポーツモデルというわけではない。誰もが気持ちよく軽快に乗りこなせるということを徹底的にこだわっているからこそ、サーキットでもツーリングでも重宝されるのだ。

サーキット

サーキット

オーソドックスで誰でも乗りやすいボディ構造はサーキットでもその真価を発揮。特に'90年代初頭にホンダが掲げた『プロジェクトBIG-1』で生まれたCBのスタイルは新しいロードスポーツの方向性を示したといえる。

ツーリング

ツーリング

低速域から高速域まで幅広いレンジを持つCBは、街乗りからツーリングまで、その性能をフルに体感できる。また、荷物も積載しやすいシンプルなフォルムなのでロングツーリング向きとも言える。

イジれるCB

販売台数が多い車両はアフターパーツも豊富に揃う。それは人気車両であるCBシリーズにもピタリと当てはまる。最も一般的なマフラーやハンドル周り、さらにはスクリーンやシートなど、オリジナルのスタイルへと仕上げる楽しみを持ち合わせているのだ。もちろん年式やタイプによってアフターパーツの数や種類は変わってくるが、基本的にボルトオンで装着できるものが多く揃っていると思っていいだろう。消耗品なども比較的豊富に残っているので、中古車を購入しても安心して乗り続けられるのもうれしい。

イジれるCB

写真の車両のように、車体をアフターパーツで装飾していくのも面白い。純正スタイルが完成されたモデルではあるが、自分好みの一台に仕上げていく楽しみは何にも代えがたいものがある。

便利なCB

各メーカーからリリースされるアフターパーツが多いだけでなく、CBにはホンダの純正アクセサリーパーツも用意されている。基本的に他メーカーのアフターパーツでも問題はないが、純正アクセサリーは専用品として開発されている強みがあるので、取り付け時の僅かな隙間や違和感などは一切感じさせないはずだ。なかでもトップボックスの装着感と利便性はピカイチ。ボックス自体はワン・キーシステムを採用しているので、車体のキーひとつあればケースにも併用することができる。他にも専用品が豊富に揃うので気になる人は一度チェックしておこう。

トップボックス

車体にマッチした形状で容量35Lのトップボックス。「Hondaワン・キーシステム」を採用しているので、車体本体のキーがひとつあれば併用できる。取り付けには別途リアキャリアが必要。

アクセサリーソケット

ツーリング先での携帯電話やポータブルオーディオの充電が可能になるアクセサリーソケット。取り付けには車体への穴あけ加工が必要だ。

社会で活躍するCB

誰もが乗りやすいというアドバンテージは、より大衆が利用する乗り物として受け入れられる要因にもなっている。ここでは、公共的な場で活躍しているCBの勇姿をお届けしよう。

バイク便

バイク便

CBはクイックな機動性が重視されるバイク便の車両としても選ばれることが多い。これは操作性の良さという面でCBが優れている証拠でもある。バイク便で配達する際、実は一番重要なのは車体自体のトップスピードよりも扱いやすさである。シンプルなボディと低速域の力強さが、バイク便用車両として最適なのかもしれない。

バイク便

多くの人が初めて乗るのが教習所のバイク、いわゆる教習車だ。免許を取得する前段階で乗る練習用のバイクなので、もちろん最もオーソドックスなものでなければならない。そんなバイク初心者でも安心して教習が受けられるように、多くの教習所ではCBが教習車として採用されている。ちなみに、警察車両である白バイに採用されているCBもある。初心者にも安心という教習車とは対極の位置付けではあるが、走行性能や車体の信頼性などが国家レベルで認められている証である。誰もが認める性能を持ち合わせているからこそ社会でも活躍することができるのだ。

教習所
教習所

教習所

教習所

個性派CB

HONDA CB-1

CB-1

中古相場価格
20〜34.8万円

優れた走行性能を誇る
CBR400RRのエンジンを搭載

HONDA CB400SS

CB400SS

中古相場価格
27.9〜34.5万円

心地よい鼓動感と伝統を受け継ぐ
派生モデルの単気筒エンジン仕様

HONDA CB650F

CB650F

新車価格:92万3400円
中古相場価格:53.8〜81.2万円

より先鋭的でスポーティな
ファイター仕様のスタイリング

「変わらずに深化し続ける」これこそがCBのCBたる所以
「変わらずに深化し続ける」これこそがCBのCBたる所以

CBはまさにスポーツネイキッドという言葉がぴったりなシリーズだ。オールマイティーなボディと走行性能はどんなシーンでも違和感を感じさせない。

今回はホンダを代表するバイクであるCBシリーズの魅力に迫ってみた。中古市場でも人気が高くタマ数も豊富、そしてさらにいまだ新型がリリースされているという状況はなぜ生み出されるのか?その答えは、CBシリーズが常に深化しつつも、本質はなにひとつ変わっていないからである。それは教習車や白バイに採用されていることからも窺い知ることができる。「誰もが扱いやすく、乗りやすい」という本質が普遍であるからこそ、ライダーは安心してCBシリーズを選ぶことができるのだ。

しかし、CBという名前があまりにも知名度が高いため、そういった普遍の本質を忘れてしまいがちなのも事実である。もちろんCB以外にも魅力的なバイクは数多くリリースされているので、CBが一番とは言わないが、もし今バイクの購入で迷っているならば、この「変わらずに深化し続ける」というCBの普遍性を頭の片隅に置いてみてほしい。必ずCBの魅力を再確認できるはずだ。

※中古車相場価格はグーバイク調べ(2017年10月)。

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