POINT 01
税金や保険が安い!!
税金や保険の額を、126cc〜250ccと250cc超で比べたのが右表。毎年払う軽自動車税は、250cc以下のほうが1600円お得。自賠責保険は、250cc超の通常車検期間に合わせて比べると250cc以下のほうが高いが、250cc以下は最長60ヵ月まで契約でき、この場合は2万8060円と割り引かれる。重量税は、250cc超は毎年だが、250cc以下は新車登録時のみでOK!
126〜250c | 250cc超 | |
---|---|---|
軽自動車税 (毎年払う税金) |
2400円 | 4000円 |
自賠責保険料 (24ヵ月で計算) |
1万4290円 | 1万3640円 |
自動車重量税 (新車登録時) |
4900円 | 5700円 |
自動車重量税 (車検時) |
0円 | 3800円 (初度登録13年以下) |
POINT 02
POINT 03
車両価格だけでなくメリットがいっぱい!
国内4メーカーのニューモデルが続々と投入され、いまとくに活気がある250ccクラス。その魅力として挙げられるのはまず、上位機種と比べて低めに設定された車両価格だ。
たとえば、同じように並列2気筒エンジンを搭載するカワサキのニンジャ250と400を比べてみると、250は400より、新車の車両本体価格が約13.5万円も安い。
さらに、排気量が250ccを超える機種は、車検の取得が必要となる。新車や車検切れの中古車を購入するときは、登録時に車検取得に関する費用も必要となり、これは各店舗によって価格設定が異なるが、一般的には乗り出しに必要な経費も250のほうが400よりも低くなる。
つまり、どちらも普通二輪免許で乗れる機種だが、250ならより少ない予算で愛車にできるわけだ。
また、購入後のランニングコストも、一般的には250のほうが上位機種よりも抑えられる。たとえばニンジャ250の60km/h定地燃費は、400より2.5km/Lほど低い。使用タイヤもやや細めのバイアスタイプなので、ラジアルを履く400より安く入手できることが多い。
そして250ccクラスは、エンジンが大排気量車よりも軽量コンパクトなことから、車重が軽くて車体が小さめ。だから、扱いやすい。
つまり250ccクラスは、初心者が選ぶ最初の1台から中上級者のセカンドバイクまで、幅広い用途に合いやすい排気量帯なのだ!