近年、国内二輪市場の活性化を牽引するアンダー400ccクラス
その中心となっているのは、フルカウルスポーツだ
少し前まで、絶滅寸前だったフルカウル車は息を吹き返しつつある
いま、なぜフルカウルスポーツなのか。その理由を探ってみよう
Text/Ryo Tsuchiyama Photo/GooBike
|
近年、国内二輪市場の活性化を牽引するアンダー400ccクラス Text/Ryo Tsuchiyama Photo/GooBike 絶滅の危機!?を乗り越えいま再びブームが到来!! 90年代以前からバイクに親しんできたライダーなら、かつて400cc以下のクラスで、どんなバイクが主流だったのか覚えているはずだ。そう、このクラスの主流は紛れもなくスポーツモデルだった。しかも当時最先端だったメカニズムを搭載し、とびっきりの性能を持つ、今見てもかなり過激なヤツばかりだった。速さこそがすべて、あの頃は間違いなくそんな時代だったのだ。でも、排気ガス規制や騒音規制が厳しくなった90年代後半を境に、過激なモデルはこつ然と姿を消す。 |
![]() |
![]() |