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オンロードモデル

国内仕様のニューモデルも目白押し!

 今年、もっとも注目したいのがこのジャンル。国内仕様車だけでも、すでに発売が開始されているSR400やグラディウス400ABS、この夏ごろまでの発売が確実と見られているCB1100やVFR1200Fなど、注目の機種が目白押し。
 加えて「ホンダが、カワサキ・ニンジャ250Rの対抗馬となる軽快スポーツモデルを開発中」とか、「ヤマハが400ccスポーツクラスの、CB400SF単独政権に待ったを掛ける戦略を練っている」とか、「カワサキは、Wのインジェクション仕様の導入時期を探っている」などなど。もっともらしいウワサが多数。その真偽のほどについては、今後、徐々に明らかとなっていくはずだ。
 いっぽう海外市場向けモデルでは、ホンダのVFR1200Fエンジンを流用した新機種や、ヤマハ・FZ8の開発進行具合も気になるところ。そのなかで、カワサキZ1000を始めとした数機種は国内にも入荷される予定になっており、こちらも楽しみだ。
 国内モデルに関しては、3月に開催される大阪&東京モーターサイクルショーで、衝撃初披露の可能性アリ!?

 ホンダ VFR1200F

ホンダ VFR1200F

◆2010年5月発売!?◆

エンジン形式:水冷V型4気筒OHC4バルブ

排気量:1237cc

最高出力:N.A.

予想販売価格:150万円前後

ホンダの新スポーツツアラー。海外仕様のモデルは、10年型としてすでに発表されている。フレームはアルミ製で、エンジンは通常のマニュアルクラッチ仕様と、クラッチレバー操作なしで変速でき自動変速モードも選べるDCT仕様がある。DCT仕様に関しては、標準型プラス30万円弱で、7月ごろにデビュー?


 ホンダ CB1100

ホンダ CB1100

◆2010年3月発売!?◆

エンジン形式:空冷並列4気筒DOHC4バルブ

排気量:1100cc

最高出力:N.A.

予想販売価格:105万円前後

オトナの風格ただよう、レトロ志向の国内向け新型ネイキッド。美しい空冷4気筒エンジンに、リヤ2本ショック、クロームメッキのスチール製前後フェンダーと、そのスタイリングにはこだわりがうかがえる。写真はショーモデルで、市販車は春ごろのデビューがほぼ確実。価格低減もテーマになっているといわれる。


 カワサキ W?

カワサキ W?

◆2011年発売?◆

生産終了車となっているW650とW400。あくまでもウワサの域を出ない話ではあるが、カワサキは、このままWシリーズを絶版にしておくつもりはないようだ。しかしながら、これまでのような2機種展開は、このご時勢では考えづらい。そこへきて、一部で免許制度の排気量制限見直し(普通二輪の上限を600ccに引き上げる)を要求する動きがあったため、排気量をどうするか迷っているとも言われるが……。


 ヤマハ FZ8

ヤマハ FZ8ヤマハ FZ8

◆2010年8月上陸!?◆

昨年11月末、ヤマハの欧州HPにティーザー広告(情報を小出しにして顧客の興味をあおる予告広告)が出されたFZ8は、10年型としての欧州市場デビューが濃厚。ただし、広告で「準備が整った」とされているワリには、年が明けてもまだ、排気量どころか気筒数も未発表のまま。XJ6シリーズとのすみ分けを明確にするための、FZ6スペック2の後継という見方が強いが、さて本当のところは?


 ホンダ CBF1000

ホンダ CBF1000

◆2010年3月上陸!?◆

エンジン形式:水冷並列4気筒DOHC4バルブ

排気量:998cc

最高出力:79kW(107ps)/9000rpm(EU)

予想販売価格:146万円前後 

欧州向けオールラウンドスポーツのCBF1000は、10年型で刷新。モノバックボーンフレームはアルミ製に進化。エンジンも熟成されて最高出力と最大トルクがアップ。外観も新しくなった。従来型同様、コンバインドABS仕様もある。


 スズキ グラディウス 400 ABS

スズキ グラディウス 400 ABS

◆発売済み◆

エンジン形式:水冷V型2気筒DOHC4バルブ

排気量:399cc

最高出力:41kW(55ps)/11000rpm

販売価格:79万8000円

昨年の東京モーターショーで初披露された、欧州版グラディウス(排気量645cc)をベースとした国内版は、昨年12月末に市販開始。エレガントかつスポーティで、Vツインならではの鼓動感も味わえる、親しみやすいネイキッドモデルだ。


 ヤマハ SR400

ヤマハ SR400

◆発売済み◆

エンジン形式:空冷単気筒SOHC2バルブ

排気量:399cc

最高出力:19kW(26ps)/6500rpm

販売価格:57万7500円

78年の初代発売開始から30年以上も生産が続けられてきたSR400は、昨年12月末にエンジンをインジェクション(FI)化した新型にモデルチェンジ。車体やエンジン、スタイリングの基本部分を先代から受け継ぎつつ、FI採用にあわせて細部をアップデート。キックのみの始動方式も、かたくなに守られている。


 スズキ バンディット 1250F ABS

スズキ バンディット 1250F ABS

◆2010年7月発売!?◆

エンジン形式:水冷並列4気筒DOHC4バルブ

排気量:1255cc

最高出力:N.A.

予想販売価格:115万円前後

欧州バンディット1250シリーズは、10年型でGSF1250FAと呼ばれる写真のフルカウル版が追加。昨年の東京モーターショーでは、これが参考出品されていた。「販売は来場者の反応次第」ということだったが、国内導入の可能性は十分にある。


 カワサキ Z1000

カワサキ Z1000

◆発売済み◆

エンジン形式:水冷並列4気筒DOHC4バルブ

排気量:1043cc

最高出力:101.5kW(138ps)/9600rpm(EUR)

販売価格:113万4000円

03年型で誕生して07年型で熟成された、海外市場向けストリートファイターのZ1000が、10年型で全面刷新。先代より排気量が90cc増えたニューエンジンを、先代よりねじれ剛性が30%アップした新作のアルミ鋳造フレームに搭載!


 カワサキ ヴェルシス

カワサキ ヴェルシス

◆2010年3月上陸!!◆

エンジン形式:水冷並列2気筒DOHC4バルブ

排気量:649cc

最高出力:47kW(64ps)/8000rpm(EUR)

販売価格:88万2000円

波乗りをするかのように、自分のペースで道を楽しめる性能が追求された海外向けロードスポーツ。07年型で誕生し、10年型ではスタイリングを刷新。スクリーンの3段階位置調整が可能となり、タンデムシートの快適性も向上された。


 ホンダ DN-01ツーリングコンセプト

ホンダ DN−01ツーリングコンセプト

◆2010年7月発売!?◆

エンジン形式:水冷V型2気筒OHC4バルブ

排気量:680cc

最高出力:45kW(61ps)/7500rpm(EUR)

予想販売価格:140万円前後

昨年の東京モーターショーで披露された、ホンダ独創のロックアップ機能付き油圧機械式無段変速機(HFT)を装備したDN-01のツーリング仕様。ロングスクリーンとパニアケースを採用していることが、標準仕様とのおもな違い。反響次第だが、発売の可能性は十分にあるはず!


SUPER SPORT

各メーカーとも大きな変更無し


国内4メーカーのスーパースポーツモデルは、いずれも大幅な変更はなし。そのなかで、CBR1000RRはクランクマス増大による操縦性の向上とリヤフェンダーの形状変更、ニンジャZX-10Rは1ピース型フロントカウルやインナーカウルの採用、YZF-R6はマフラー長の100mm延長やECUマップの見直しなどを、それぞれ行なっている。また、09年型で刷新されたYZF-R1、GSX-R1000、CBR600RR、GSX-R600、ニンジャZX-6Rに関しては、いずれも車体色の変更のみ。またYZF-R1は、プレストコーポレーションが09年型では見送っていた逆輸入車の取り扱いを再開する予定だ。

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