ホンダ VTR1000F 加修 アップグレード(はぎはらモーターの作業実績 2018/10/16)|バイクの整備・メンテナンス・修理店を探すなら【グーバイク(GooBike)】

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2019/10/01 17:48:38 更新ホンダ VTR1000F 加修 アップグレードホンダ VTR1000F

作業実施日 2018/08/18

お客様より注文にて、HondaVTR1000Fのイエローをお探しして、お客様のご希望に出来るだけ添える車両と販売価格を目指します。ベース車両を探し、加修とアップグレード致します。

オークネットバイクオークションでお世話になった車両です。 3点ものにて、エンジンの調子も良くこのままでも車検を取得し、磨けば販売出来ると思っております。 しかし、製造から20年。内部の様子を把握する為にも分解整備開始です。

まず、エンジン、メインフレーム、スイングアーム以外を分解します。またこの後ステムを点検。VTR1000Fは、ピポッドレスフレームにて、スイングアームを外すと、もうバラバラになります。後にスイングアームのピポッドも片側ずつベアリング点検しました。

キャブレーターを外し、内部の清掃と点検です。

フロントバンクのインレットバルブ・ポートですが、本当に綺麗な状態です。 オイル付着や、バルブのカジリ等にも見当たりません。また、海外モデルの為、ディフューザーは御座いません。

左上、ワイヤーハーネスよじれや、カプラーチェック、オイルシール類・・・。 点検箇所は多々御座います。 右上、サスペンションは良好な状態でした。この後清掃致しました。 左下、分解した外装以外のパーツです。 清掃後の状態です。アッパーカウルステーと、サブフレームを塗装いたしました。また、フロントフォークは分解しました。 右下、フォークのオイル漏れは御座いませんでしたが、多分一度も分解はされた形跡なし。 各シール・Oリング・スライダーなど交換します。

左上、ボトムケースの塗装はがれが酷いので、それなりに塗装いたしました。 また、フォークオイルはMOTULフォークオイル10号を使用。 右上、コワースのフェンダーレスキット、サブフレーム取り付けました。配線の状態が良くなかったので、修正しながら取り付け。 この辺りが綺麗なバイクは手入れが行き届いてると個人的に思います。 左下、レギュレーターのカプラーです。 端子のチャタリングにて、接触時にスパークし、通電不良にて電機装置がパンクして行きます。その防止にグリスを塗ります。 レギュレーターはフィン付の対策品に交換されていました。 右下、バイクらしくなりました!

左上、ホイールべアリングは、前後ガタが無い状態でしたが、念のため交換です。 右上、オイルシールに綺麗にHondaシリコーングリスが点にて、初期組してあります。 気持ちイイですね! 左下、リヤも同じく交換です。

当然ながらキャリパー側はオイルシールを入れました。 ダンパーラバーは以前交換した模様で、綺麗な状態でした。

フロント部分のネジ・アクスルシャフト・カラー。清掃前の状態です。 綺麗な状態です。錆などが多い事も有ります。以前ちゃんとお金を賭けて乗られていたのでしょう。

左上、リア回りです。 右上、キャブレーターはバキュームピストンの状態と、フューエルホースA・Bの交換です。 ジェットも綺麗で、リンクも異常なしです。 左下、キャリパーは洗浄し、清掃・ピストン点検と、いつもの車検作業を実施しました。 またパットは純正ニッシン製。清掃に少し時間は掛かりましたが、美しい状態になりました。 右下、リヤも同じく、いつもの作業を実施。 リヤパットも純正ニッシン製。

左上、ラジエーター液交換。 右上、青の冷却水に、効果は薄いですが、MO COOLを添加しました。 左下、エンジンフラッシングを。MOTULエンジンクリーン注入し、使用上の注意を実施し、排出。 右下、MOTUL 300V 5W-40を注入。 エンジン始動致します。頗るVツインの鼓動と吹け上がりでした。

少し作業が逆になりましたが、キャブレーター取付し、リンクをグリスアップ致しました。

サブエアクリーナー新品に。 また・・・・・

エアクリーナーも新品です。

プラグは清掃にて。 イリジュームプラグが、新車時は使われていましたが、私も以前乗ってましたが、普通のプラグに交換致しました。 VTR1000の点火方式はCDI。イリジュームプラグで、カブった時は始動困難起し、それ以来普通のプラグを推しています。

スプロケット前後サンスターにて、525にコンバートしました。 チェーンは好きなタカサゴ(RK)に。パリっとします!!

左上、ブレーキフルードはいつもの、MOTUL DOT5.1に。 クラッチフルードも同じく交換致しました。 右上、リヤも同じ作業を。 左下、だんだん完成に近づきます。この頃から少しワクワクしています。プラモの最終段階の感覚です。 右下、リヤカウル・タンクを取り付け・・・

アッパーカウルを取り付け終了です。 この後、神戸運輸局にて新規検査を受検し、中古車完成です。

やはり、買取やオークションにて入庫したバイクは、一度、自分の目と手で確認をするとお客様も私も納得が出来、次何か不具合等がもし起ころうと、問題が少なくなるハズです。 正直、こんな作業を実施していて、他の業者さまなどは不思議に思われます。営利目的の逆だと。 そうかも知れませんが、自分が嫌なので、出来るだけ分解します。 現在には必要の無い「バイク」なので、中古車は出来るだけ「見た」商品やバイクを出来るだけお安くお得に乗って頂きたい!と店主は思っています。もし良かったら、ご相談下さい。しかし国内メーカーしか知識もやる気も御座いません。

対象車両情報
メーカー・ブランド
ホンダ
車種
VTR1000F
作業時間目安

15時間

作業実績タグ

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