長期保管車両のゼファー1100の修理です。 漏れと引きずりのダブルパンチだったのでオーバーホール（分解清掃）です。 このキャリパーはパカッと割れるタイプなので分解していきます。

ブレーキフルードは劣化が進むと固形物が発生してきて これが様々なトラブルを引き起こします。

ゴムパッキン（オイルシール、ダストシールなど）を外し清掃していきます。 こびりついた固形物をひたすらカリカリと削り落としていきます。 今回は4ポット（1つのキャリパーにピストンが4つ）ですが これが6ポットになると清掃するだけで半日以上かかるときがあります、、、

あとは新品部品を組み込んでいき ガッチャンコして完成です。

ブレーキのトラブルは自分の命、他人の命を奪う事があります。 定期的な点検、メンテナンスが必要です。 陸運局認証工場の市川自動車にぜひお任せください。