2019/01/12 10:44:13 更新CBR1000RR 充電不良修理ホンダ CBR1000RR
CBR1000RRですがバッテリーが上がり、ご本人様で交換されたそうなのですが またすぐに上がってしまうそうなので入庫となりました。 当店では高年式車両に入るのですがそれでも15年ほどは立ちますので充電系統の 不具合があってもおかしくは無いですね。
まずはバッテリージャンプしてエンジン始動、充電電圧確認しましたが全く出ていません。 これではバッテリーを消費するのみですのでまずはレギュレーター本体の点検、 充電系統のハーネス点検しましたが異常は無いようです。
レギュレーターは大丈夫そうでしたので発電しているかの確認の為 ステーターコイルの充電電圧(交流)をチェックしましたが3相コイル の3本ともほぼ充電できるほどの電圧は出ていません。
ステーターコイルを取り出したところ画像のように焼けていました。 オイル管理は有る程度ちゃんとしている車両で、使用用途から察しても おそらく経年によるものかと思われます。 新品と見比べるとかなり焼けていますね。
ついでにオイル、オイルフィルターも交換します。 ケースカバーは最近の車両はガスケットを使用していない物もあるので キレイに清掃しオイルストーンで軽く磨き液体ガスケットにてシールします。 エンジン始動暖気しオイル漏れ、にじみが無いことを確認します。 レギュレーターも一度も交換していませんでしたので 念のため新品に交換し充電電圧も安定して出るようになりました。