2021/02/16 20:26:45 更新MT-09SP クラッチ点検&フリクションプレート交換ヤマハ MT-09

最近クラッチの繋がりが悪いとの事でしたので、車検整備でお預かりと同時に クラッチの点検と開けるついでにフリクションプレートの交換をさせていただきます\(*≧◇≦)/

まずオイルを抜きます!

クランクケースカバーを外していきます。

MT-09SPはスリッパ―クラッチなので、スプリング数は初期型の半分です。

プレッシャープレートを外すときは一気に一本だけ緩めず、まんべんなく緩めていきます。

結構距離は乗られているのですが、目視でダメなほどの汚れではないですね。 焼けてるやつはオイルが焼き付いたにおいがしていたり、クラッチプレートが虹色に 焼けていたりしています。 因みに目視でわかるものはマジでやばいです。滑りまくります。

フリクションプレートとクラッチプレートを交互に組んでいきます。 車両によって組み方が結構違うのでサービスマニュアル必須です。 感覚で組むと痛い目に遭います(´;ω;`) ばらすときに順番に置いておくといいです。 分解したときにプレート類の厚みをノギスを使って幅を計測します。 摩耗が激しかったり偏摩耗を起こしている場合は問答無用で交換です!!


締める時もまんべんなく。 最後はトルクレンチで。

ガスケットを清掃します。 オイルパンの中に落ちないようにします。

新品のガスケットを取り付けて、クランクケースカバーをはめます。 クラッチのロッドがあるので慣れていないとなかなかハマりません(´・ω・`) オイルを入れて、プルレバーの位置を調整してワイヤーをかけます。 ここまでの間で手順を間違ったりすると、クラッチが切れなかったりしちゃうので マニュアルをガン見しながらやるか、お店に任せましょう(•̀ω•́ )
対象車両情報
作業時間目安
1時間