かねてよりお預かりのガスガスランドネ１２５のRブレーキ修理。 結論からいく無事修理完了。しかしその道のりはあまりにも遠く時間を要した作業となりました。

まずはマスターシリンダーの不具合で純正部品入手不能な為、社外品のＡＪＰマスター汎用品を使用します。その為全ての周辺部品の交換と保安部品で油圧ブレーキスイッチ装備の為保安部品作動が条件となります。と文章にすると3行で作業終了です、、、、。が、、、。 まずはＡＪＰマスタに社外品油圧ブレーキスイッチと Ｒホース（社外品）とこれまた取り付けボルトは社外品で想定して部品を揃えます。

油圧ブレーキスイッチの厚みがある分だけ取り付けボルトが短くて足りませんので油圧ブレーキスイッチ同梱のアルミボルトを使用します。

とこのように仮組して車体装着、、、。ここで装着不能が判明。レギュレターにブレーキスイッチ接触とRブレーキホースの取り回しに問題あり。 仕方なく別の方策を探ることに。

第2弾で考案したシステム。、、、、とこれもレギュレター位置がどうしても移設しないと Rブレーキスイッチが装着できないことが判明。

またまた考案の第3弾。Rブレーキホース＆ RブレーキスイッチはSTDを使用することに角度を変えられるアルミ製品を使い仮組。

これで何とか装着が可能になりました。懸案の「エア抜き」作業は通常通りにものの数分で完了。すべての製品がまともだと「アッ！」という間にエア抜きできることを証明。 残る問題「レギュレター」の位置を変更することですが、シート下に何とか収めることが出来ました。お預かりしておおよそ1か月の課題克服しました。 製品と社外品の絶妙な組み合わせでしか直らない作業でしたがこれで次に進めます。