CB750④（2004年）の点検風景です。 オーナー様が大変綺麗にされています。 販売した私達も凄く嬉しく思う1台です。早速、分解点検実施です。

まずオーナー様ご希望にて、当店も車検時などにオススメしている「MOTUL　エンジンクリーン」にて、エンジン内の不純物を出来るだけ綺麗にします。

「MOTUL　エンジンクリーン」は、オイル＆フィルター交換時に添加し、約15分程アイドリングにて放置するだけの施工となります。 当CB750は、過去何回か当エンジンクリーン実施をしており、エンジンオイルを抜いたら多少不純物が出てきた位ですが初実施の車両は、なかなかの不純物が出てきます。 良かったら、車検時やオイル・フィルター交換時にご相談下さい。施工にオイル・フィルター交換＋「MOTULエンジンクリーン」の料金1,200円プラスで御座います。

バッテリーは充電しておくとして、今回は、前回点検時から、走行約2,000キロの車両のビフォア／アフターの形にてご案内します。

タンクを外し、エアクリーナー・スパークプラグ・サブエアクリ・各カプラーの点検など実施致します。

エアクリーナーは綺麗です。 前回新品に交換しています。多少表面のゴミを取り除き、取り付けにてOKです。

スパークプラグは、前回新品交換して、この様な状態。 綺麗に焼けています。こんがりキツネ色の良好な混合気の状態です。

綺麗に清掃とプラグギャップ0.7㎜位に調整。また元気に火花を飛ばし続けてくれます！

各ホース・EGRなどのホース類の劣化や、カプラーの接点をチェックし、清掃致します。

見えないところですがワックスがけ。 少しの手間で、いつまでも”綺麗”を保てると思っています。（バイクは綺麗じゃなくっちゃね！）

ブレーキ・クラッチレバーとリアパット。 走行が少ないので、綺麗な状態です。

清掃後のブレーキ・クラッチレバーです。 特に、ピポッドスクリューの状態とピポッドの受けの状態で、ブレーキ・クラッチ操作が気持ち良く、スムーズになります。

いつもの、ホンダシリコーングリス塗布にて、取り付け。

リアパットは、限界まであと1ミリ程です。 もう少しタイヤが残っており、近日に交換を行うので、その際にパットも交換と相談しました。

リヤキャリパーのこの辺りが綺麗なバイクを見ると、「しっかりしてる」と勝手に思っています。

フロントのブレーキパーツ類。 やはり、綺麗な状態ですが、洗浄し清掃し、点検致します。

フロントパットは、まだ限界値より2ミリ程度残っています。交換はまだ先です。 キャリパーサポートのアルミが美しい状態。 ブレーキングにてキャリパーがスムーズに動く事を想像しながら、必要箇所をグリスアップし、取付けます。

フロント側は、フォークやタイヤに隠れて見え辛いです。当店は車検を実施させて頂いた車両は、オイル交換時前後キャリパーのパット部をエアブローします。少しでもダストを取っておくと消耗も少なく、また次回の車検時も多少楽が出来ます。

バッテリーフル充電にて、取り付けます。発電量も正常！

オイルはお客様指定の、HirokoマルチR10W-40。 チェーン・ギアの清掃とベアリング類の点検を施し、車検終了です。 この後、運輸局の継続審査を受験し、全ての工程が終了しました。 当、CB750はとてもいい環境にて保管され、またユーザー様も無理をさせない走りをされ、いいオーナー様に所有されています。 宝物の様に、CB750を大事にされています。2004年式なので、もう絶版にて二度と新車は手に入りませんが新車と見間違える様な状態の1台です。またそんな車両が当ユーザー様も希望で、お探しいたしました。 バイク→物というより本当に大事な物という位置にあるんだなと思うバイクも入庫してきます。また、そんなバイクは点検していたら分かります。当店のユーザー様は、同じ気持ちの方が多く、原付・軽二輪も綺麗に大事にされている方が多いです。 ですので、私も「来た時よりも美しく」古い言葉ですが、心に思い整備致します。 移動手段の所有が多いクルマとの違いですね。こちらも襟を正し、作業させて頂いております。