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憧れの上級モデルも中古車なら!

憧れの上級モデルも中古車なら!

新車の発売当時は、価格が高すぎて購入を諦めた充実装備モデルが、中古車市場では現実的な価格になっていることも・・・
スタンダードとの価格差やタマ数なども考慮しながら、かつての憧れをお得な気分で手に入れてみてはどうだろう?

ドゥカティ 748シリーズ
エンジン各部に専用パーツを採用するのに加えて、前後ホイールは軽量なマルケジーニ製となり、よりグレードが高いブレンボ製ブレーキキャリパーを備え、2001年型からはオーリンズ製のフロントフォークを搭載するなど「目で見てわかる充実装備」が満載されているのも、所有欲を満たすポイント。ちなみに、キャスター角の調整もできる。撮影車両は、二輪雑誌でライターとして活動する田宮徹の個人車両。田宮氏も“憧れの安さ”に目をつけたひとりなのだ。
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ドゥカティ 748シリーズ

ドゥカティ 748シリーズ

ドゥカティ 748シリーズ

15年後の中古車市場ではあの価格差がほぼない!?

 イタリアのドゥカティが手がけてきたスーパーバイクシリーズのうち、2000年前後にミドルクラスとして活躍してきたのが748シリーズ。すでに生産終了から15年近く経過するが、天才と称された故マッシモ・タンブリーニによるデザインは現在も色あせることがない。
 この748は、1996〜2002年までラインナップされ、1998年に748SP、翌年に748SPS、2000年からは748Sや748Rと、上級装備を備えたハイグレードモデルも存在した。レースを前提とした748Rの場合、チタンコンロッドやハイリフトカム、スロットルボディバタフライの真上から吹きつけるフューエルインジェクターなどを採用した専用パワーユニットを備え、足周りやホイールなども専用化されていた。
 そのためこの748Rは、最終型の新車価格が約192万円と、スタンダードと36万円ほどの差があり、しかもミドルクラスでありながら200万円に迫る価格設定と、当時としてはとにかく高価な印象だった。
 ところが、現在の中古車市場を見てみると、748Rの相場価格は59〜70万円ほどで、スタンダードやS仕様、あるいはそれ以前のSPSと比べても、大きな価格差がない。もちろん、R仕様ならではの気難しさという問題もあるが、「それなら、あのときの憧れを手に・・・」と思ってしまうような状況なのだ。
 ただし限定仕様だったこともあり、タマ数は極端に少なめだ。

同じドカのSB系でも1098はSがいいかも

2000年代半ばにドゥカティスーパーバイクの旗艦として活躍した1098は、オーリンズ製の前後サス&ステダン、鍛造の前後ホイール、カーボンフロントフェンダー、当時の最先端データロガーシステムを備えた1098Sが、新車時はスタンダードと約50万円の価格差があったが、いまはほとんどない状態。一方で、新車価格で220万円ほどの差があったレースユース前提の1098Rは高値安定が続いている。

1098
ドゥカティ 1098
中古相場価格
86万円〜
1098S
ドゥカティ 1098S
中古相場価格
81万円〜
1098R
ドゥカティ 1098R
中古相場価格
219万円〜

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