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CAUTION 決してお得だけじゃない!!購入時の注意点

しっかりチェックして、楽しいバイクライフを送りたい!CAUTION 決してお得だけじゃない!!購入時の注意点

お買い得だと言いつつも、中古車である以上はチェックしておきたいポイントや、留意すべき点がある。ここではSOXさいたま中央店で伺った「お買い得プレミアム中古車ならではの注意点」を紹介していこう。

1エンジンは回しているものが多い!!

並列4気筒
並列4気筒
並列4気筒は回して楽しいエンジンだ。スーパースポーツ系のモデルであればなおさら。それだけに実際に始動させてみるのはもちろんのこと、異音などもチェックしたい。
解説

お買い得プレミアム中古車とはつまり、そのほとんどがかつてのハイパフォーマンスモデル。なので、エンジンをブンブン回して乗られていたモデルが非常に多いそうだ。だからこそ、まずチェックすべきはエンジン。タイヤやバッテリーなどの消耗品は車両を購入したあとでも交換できるが、エンジンはそうはいかない。とはいえ、とりわけ神経質になる必要はなく、始動の際に異音が無く、エンジンが掛かれば問題なし。もちろん、エンジンが掛からない車両は論外だ!

2チョイ古なので、ちょこちょこ壊れる覚悟は必要

ドゥカティのバイク
電気系統に足周りなど、致命的なトラブルはなくとも、細かい修理はのちのち必要になる可能性が高い。しかし、せっかく買った憧れの1台なのだから、長い目でトラブルと上手に付き合ってほしい。
解説

エンジンがしっかりしていれば、大きな問題が起こることは少ないそうだが、小さなトラブルは覚悟しておいたほうが良いだろうということ。00年代でも10年前後、90年代のモデルであれば20年も前のモデルである。時間経過とともに各部が傷んだり劣化していることがある。ちょっとしたトラブルはあるもの・・・という覚悟は必要だ。ちなみに90年代以降のモデルなら、パーツ供給に関してはまだ心配する必要はないとのこと。修理しつつ、ベストコンディションを目指すのも良いかもしれない。

3やっぱりプレミアムモデル!!安く買っても部品は高い!

プレミアムモデルのパーツ
ギリギリの予算で買ったはいいけれど、どんどん支出が膨らんで維持できない」なんてことがないように、維持費も計算にいれておくことが重要だ。
解説

しつこいようだが、お買い得プレミアム中古車とは、かつてのハイパフォーマンスモデルであり、フラッグシップモデル。新車価格も高価なものばかり。ということは、つまりパーツも高価なものが多いということ!安かったから買ってみたはいいけれど、修理やメンテナンス代がかさんで維持できない・・・なんていうことがないように、予算にはしっかりと余裕を持っておきたい。とくに輸入車はパーツが高価なので注意が必要とのことだ。

維持費を考慮しておくことが重要だ

 かつてのプレミアムモデルがリーズナブルに買えるということで、なんだか良いことずくめのような気がするのだが、やはり注意すべきポイントは存在する。

 基本的に90年代以降はエンジンの耐久性は上がっているので、セルを回してすぐに始動できれば問題はないだろうとのこと。ただし、高回転を多用している車両も多いので、異音などはしっかりチェックしたい。また、タイヤなどが硬化している車両は、長期間動かしていない可能性が高い。放置による各パーツの劣化やグリス切れなどをチェックしたい。ちなみに90年代以降のモデルは、いまのところパーツ供給の心配はないとのこと。あらかじめ変えておきたいパーツは交換してしまうのも良いかもしれない。しかしそうすると、安く買えるという利点が少なくなってしまうのが少々残念だが・・・。

 また、輸入車や逆輸入車で注意が必要なのが、純正パーツの価格。総じて高価な場合が多く、せっかく安く買ったのに維持費がかさんでしまう。車体は安くともプレミアムモデルだということを、肝に銘じておきたい。

 これらの注意点を考慮しても、やはりプレミアムモデルがリーズナブルに購入できるのは大きな魅力!ポイントを押さえて、楽しいバイクライフを送ってほしい。

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