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編集部お薦めチョイ古SS

編集部お薦めチョイ古SS

ここまでで試乗や紹介をしてきた車種や年式以外にも、
いまお買い得感が増しつつある“ちょい古”SSはたくさんある。その一部を、
編集部の独断と偏見でチョイスして紹介しちゃいます!

スズキ GSX-R1000

(2001年モデル) 中古参考価格:56.0万円

レースでの勝利を目指して小型軽量化されたGSX-R750をベースに、車体サイズや重量をほとんど変えずに排気量を988ccに拡大するという離れ業。乾燥重量170kgで最高出力160馬力。乗りやすさも追求された。

ホンダ CBR900RR

(2002年モデル) 中古参考価格:54.8万円

92年から続いた900RRの最終型となるのが02〜03年型。国内車名はCBR954RR。剛性やバランスが見直されてシャープな操縦性となった車体に、954cc化された151馬力エンジンを積む。

ホンダ CBR900RR

(2000年モデル) 中古参考価格:48.7万円

17インチ径の前輪や倒立フロントフォーク、FIなどを新採用して、900RRが現代的パッケージに生まれ変わったのが00年型。排気量は929ccで148馬力。乾燥重量は170kg。

ヤマハ YZF-R1

(1998年モデル) 中古参考価格:54.2万円

当時のGPマシン、YZR500に限りなく近い車体バランスを実現するため、超小型エンジンを開発。キャブ仕様で150馬力を発揮する。98 〜 99年型を初代とするが、99年型ではシフト系やパワーフィールが熟成された。
とにかく安めに、60万円以下くらいでSSに乗りたいなら、
お薦めはこの5機種。リッターの場合は10年やや超え、
600なら10年弱のモデルが狙える感じだ。
前ページで紹介した00 〜 03年型GSX-R750もこの枠に入る!

ヤマハ YZF-R6

(2003年モデル) 中古参考価格:52.5万円

R6の2代目。新作鍛造ピストンや直メッキシリンダーを採用し、負圧ピストン付きのFIエンジンを、新作デルタボックスIIIフレームに搭載。最高出力117馬力、乾燥重量は162kgだった。

スズキ GSX-R600

(2004年モデル) 中古参考価格:60.0万円

乾燥重量161kgという、当時のクラス最軽量を狙った車体は基本部分が750と共通となる。Fブレーキキャリパーはラジアルマウント。エンジンは、750のスケールダウン版という域を脱却した120馬力仕様だ。
高年式モデルやお手頃価格の機種も捨てがたいけど、
予算を少し増やしたり、ターゲットとする年式の幅を広げたりすれば、
さらにバラエティに富んだ愛車候補が見つかるはずだ!

ドゥカティ 999S

(2003年モデル) 中古参考価格:101.1万円

第一世代のテスタストレッタエンジンを搭載し、スタイリングの路線も大幅に変更するなど、03年型で生まれ変わったドゥカティの旗艦。Sは足周りなどが豪華な上級版だ。

ヤマハ YZF-R1

とくにサーキット走行も考えているようなユーザーの場合、
高年式で走りの質が現行型に近い機種に乗りたいと
考えることも多いはず。そこで、お手頃価格で乗れる
やや高年式なモデルをセレクトしてみたぞ!

スズキ GSX-R750

(2004年モデル) 中古参考価格:60.0万円

すでに、レースベース車としての役割は終わっていたが、スズキはナナハンにこだわり開発を継続。従来型をベースに、チタン製の吸排気バルブや軽量鍛造ピストンの採用などが施されたエンジンは、148馬力を発揮。600と基本部分が共通の車体は、乾燥重量163kgに抑えられている。

ホンダ CBR600RR

(2005年モデル) 中古参考価格:63.3万円

パッと見は初代の03〜04年型と変わらないが、じつは全面刷新。フレームやスイングアーム、マフラーや外装も新作。乾燥重量は初代から6kg減の163kgに。最高出力は117馬力だ。

ヤマハ YZF-R1

(2004年モデル) 中古参考価格:71.9万円

サーキット性能を視野に入れた大刷新を受けた04年型。完全新設計エンジンは172馬力を発揮。デルタボックスVフレームとセンターマフラーを採用。乾燥重量は172kg。

カワサキ ZX-10R

(2006年モデル) 中古参考価格:73.0万円

10Rの2代目。エンジンはクランクケースから新作され、シリンダーの角度や軸配置も見直し。FIも熟成された。センターアップマフラーを採用。最高出力175馬力、乾燥重量175kg。

カワサキ ZX-6R

(2005年モデル) 中古参考価格:55.0万円

95年から続くモデルで、02年型で排気量を636ccに拡大(レース対応の599cc仕様も併売)。05年型では、ZX-10R譲りの最新技術が多数投入され、全体的な改良が施された。

中古車は一期一会。希少なカラーは迷わず購入だ!?

現在、日本国内で流通しているSSの中古車は、かなり台数が少ない。そのため、年式とカラーリングの両方を指定すると、中古車選びが困難になることもある。どうしても欲しいカラーリングがあるなら、見つけたときにすぐ手に入れてしまうのも悪くないかも。
 逆に、車体色やカスタムのことは目をつぶり、とにかく状態が良い車両を探すという手もある。
 流通量が少なめなジャンルだからこそ、賢い中古車選びで、楽しいSSライフを送りたいところだ。

一期一会

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