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価格と性能のバランスを考えながら中古車でスーパースポーツデビュー!!

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価格と性能のバランスを考えながら中古車でスーパースポーツデビュー!!

SSが超熱かった時代の憧れモデルをいま楽しむ

 バイクユーザーの中には、「スーパースポーツ(SS)は、コカさなければひと財産」なんて笑う人もいるけど、実際に中古車相場を眺めてみても、年式が新しめのSSは、高値安定傾向にある。
 もちろんこれ、ハイテクデバイスの装備や環境規制への対応などから、近年の新車価格が上昇傾向にあることが影響している。また、市場でのタマ数が少なめということも、相場が高値で安定してしまう要因となっているはずだ。
 その一方で、さすがのSSも、販売から10年近く経ったモデルというのは、それなりに値段がこなれてくるもの。リッターはもちろんロッピャクもしくはナナハンのSSをいま手に入れるなら、全体的にタマ数は少ないけど価格的に手が出しやすい、そんな“ちょい古”モデルを狙ってみてもいいんじゃないかと思うのだ。
 なんて書くと、「すごいスピードで進化が続いているのがSSの世界。10年前のバイクなんて、いま乗ったら古臭くて楽しめないんじゃないの?」と、疑問に思う人もいるはず。たしかに、装備とか技術で比べれば、現行型と10年前ではずいぶんと差がある。
 でも、だからといっていまのストリートやファンライドレベルのサーキット走行で、10年前のSSは楽しめないのかと言ったら、絶対にそんなことはない!
 そもそもその時代というのは、各社のSS開発がもっとも熱を帯びていた時期のひとつ。つまり当時のSSは、ライバルとし烈な競争(性能でも実際の速さでも販売台数でも)を繰り広げていた。10年近く経ったいまでも、そんな時代を生きてきたバイクのクオリティは

SS価格の推移 ※2012年10月時点

SS価格の推移

タマ数が少ないから、がっちり相場価格というわけではないけど、各機種の年式別価格推移を表わすと、上のようなイメージとなる。現行国内メーカーSSの新車価格が150万円前後と考えると、70万円を切るとだいぶお買い得感がある!?


通用するはずだし、当時の技術者たちが注ぎ込んだ情熱を、乗れば感じられると思うのだ。 それに、中には「憧れていたけど、あの時は高くて手が出なかったんだよなあ……」なんていう、当時の機種にたっぷり思い入れがあるライダーもいるだろう。
 では実際、いま乗っても10年近く前のSSは楽しいのか? そして、買うならどんな年式のどんなバイクがお薦めなのか?
 ちょい古SSをユーザーから借りて、走らせてみながら、そのあたりのことを考えてみた。

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