至るところに茶畑!名物のお茶を味わう |
ツーリング、キャンプ、アウトドア、そしてお仕事(?)と、このところ楽しさと日ざしを満喫しすぎてしまいました。そんな私のお疲れ気味のお肌によいものは……そうだ、温泉! しかも「美女づくりの湯」に「若返りの湯」ですか!? それは今のワタシにピッタリの温泉ですよねっ!
場所は静岡県。距離はけっこうありますが1泊ならば楽勝です。個人的にも行ったことのないところだし、ふたつ返事で「行きまーすっ!!」となりました。ところで静岡ってどんなとこ? お茶、富士山、エスパルス、ちびまるこちゃん、あとは……うーん、とにかく行ってみましょう!!
朝から晴天です。心地よい空が広がって、高速道路から見る海も最高! クロームメッキされたヘッドライトカバーにきれいに映り込む青空に、私の気分もおおいに盛り上がります。ドラッグスター400もご機嫌!
相良牧之原インターまで東京から約200km。『ここは茶の町、静岡です』って本当に茶畑、茶畑……至るところに茶畑が広がっていて、ほんのりとお茶の香りがしてきました。今年最後の秋番茶(4回目)の刈り入れが始まっているからなんですって。この秋番茶、新茶に比べて香りは落ちるけどカテキン量は豊富なんですよ!
『お茶の郷』では、お茶の試飲を2杯もいただいて、茶だんごも発見! 程よい甘さのお茶あんこがたっぷりと乗っています。おいしいーっ!
お茶の香りに包まれながら、大井川に沿って国道473号線を上流に向かいました。川の音に緑に青空、心身ともにリフレッシュしていきます。
鉄橋を列車がのんびり渡っています。川と平行して大井川鉄道が走っているんだそうです。しかも走っているのはSL。今日は1日に1本だけの運行ですが、少し待てば見ることのできる時間です。走行するSLを見るのは初めてなので楽しみ。ごうごうと流れる川を見ながら待っていると、学校帰りの中学生がみんな「こんにちは」ときちんとあいさつをしてくれてうれしくなり、「バイクかっこいいなぁ」の言葉に学生時代を思い出しました。
中学2年生のときに父が初めてバイクに乗せてくれて、そのとき、絶対に大きいバイクに乗ろうと決めました。そして高校時代は峠道や駐車場での練習、そしてツーリングにと、バイク一色でした。
そんな思い出にふけっていると……、ポーッ! 汽笛の音が鳴り響きました。すごい迫力! ぜひ乗ってみたいのですが、1日1本……。残念です。今度は、のんびりと列車の旅もできるツーリングの計画を立ててみようかな。
千頭駅に立ち寄ってみると、SLのスケッチをしている小学生たちがホームにいました。どれも力強い作品ばかり。やはりSLに迫力があるからなんでしょうね。
道の駅になっている『フォーレなかかわね茶茗館』にも行きました。あれ? すてきな茶室がありますよ。体験型で、お茶の飲み方をレクチャーしていただけるのです。えっ、これがお茶の味? まるで昆布茶のようにしっかりした味わいです。日本茶の奥深さを痛感しました。茶室から見えるお庭もすてきです。
そして到着、本日のお宿は寸又峡温泉です。さっそく浴衣に着替えて、待ちに待った温泉です。
「なんて、柔らかいの!」
ぬるっと肌にまとわりつく感触が、なんだかとても心地いい。お湯の温度も低めなので、ゆったり半身浴。体の芯から温まっていきます。無色透明でほんのり硫黄の香り。想像以上のいいお湯に大満足です。山の幸満載の豪華な夕飯のあと、また温泉へ。空を見上げると満天の星空です!都会のイルミネーションも好きだけど、この星空にはかないません。 |
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