バイクの車検は何ヶ月前から大丈夫?前倒しのメリット&注意点まとめ
通常車検は有効期限の1ヶ月前から受けるものですが、「いつ休めるか分からないから余裕を持って早めに車検を受けたい」という場合、何ヶ月前から車検を受けることが可能なのでしょうか?
このページでは、「車検は何ヶ月前から受けられるのか?前倒しのメリットや注意点」について解説していきます。
バイクの車検は何ヶ月前からOK?
実は、車検を受ける時期に特に決まりはありません。そのため、有効期限から2ヶ月前でも3ヶ月前でも、問題なく車検を受けることができます。
ただ、車検を有効期限の1ヶ月以上前に受けた場合、次回の車検までの有効期限が短くなるので注意が必要です。車検を前倒しした分だけ、次回の車検までの有効期限が短くなってしまいます。
通常通り有効期限まで1ヶ月以内に車検を受けた場合は、次回の車検までの有効期限が短くなることはありません。
バイクの車検を前倒しでするメリット
車検を前倒しすると「次の車検までの有効期限が短くなる」というデメリットがあることは解説しましたが、反対に車検を前倒しするメリットはあるのでしょうか?
まず挙げられるメリットとして、自分の予定に合わせやすくなるという点があります。実際、海外出張や入院などで有効期限の1ヶ月以内に車検を受けられないという理由から、前倒しで車検を受ける人も大勢います。
また、車検を受ける時期によっては車検場が混雑するため、予定の空いている日に予約が取れるとは限りません。このような場合、あえて繁忙期を避けて車検を前倒しすることで、予約しやすくなるというメリットもあります。
バイクの車検を前倒しで受ける際の注意点
通常、車検の有効期限を無駄にしないためには有効期限まで1ヶ月以内に車検を受ける必要がありますが、「45日前までなら車検を受けても有効期間が前倒しにならない方法」があります。これを知らずに車検を通すと損をしてしまうので、注意してください。
その方法とは、「指定整備工場を利用すること」です。指定整備工場であれば車検ラインを持っているので、車検場まで行かずとも車検を受けることができます。ただし、車検証は陸運支局に書類を提出しないと発行されません。
そのため、指定整備工場で一旦車検を通し、書類を車検場に有効期限まで1ヶ月以内に提出することで、最大で45日前まで車検を前倒しで受けることができます。
なぜ最大で45日前までかと言うと、車検を通してから書類を提出するまでの期限が15日間と決まっているからです。有効期限まで1ヶ月以内(30日)+書類の期限(15日)=45日という計算になります。
まとめ
本記事は、2019年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。